感想文の例文

けんかのきもち
Kurilyn@小1 女子

「けんかのきもち」をよんで。
けんかはわるいことだとおもいます。なぐられたり、たおされたりして、 さいごにないてしまって、この男の子はすごくかわいそうだとおもいました。
なくぐらいかなしいきもちになったんだから、きっとこうたくんが わるかったとおもいます。 けんかは、こわいし、けがをしたりしてあぶないのでしないほうがいいとおもいます。

むしたちのうんどうかい
Kurilyn@小2 女子

むしたちのうんどうかい
わたしのいえのうら山にも、虫がたくさんいます。でも、 オオムラサキはいません。わたしは、ほんもののオオムラサキがみたいなあと 思いました。
でも、知っているむしもたくさんでていて、うれしくなりました。ダンゴムシは、テンマルムシ のことだと思いました。
ミイデラゴミムシがおならをするとスタートになります。わたしはカメムシのほうがくさいと思いました。 でも、ミイデラゴミムシをみたことがないので、
「ミイデラゴミムシとカメムシなら、カメムシのほうがくさいの」
と、きいたら、おかあさんもおばあちゃんもミイデラゴミムシはしらないといいました。 お兄ちゃんが大学からかえってきているので、こんどはお兄ちゃんに聞きました。
お兄ちゃんは、ずかんでミイデラゴミムシをしらべて、
「なんだよ、ヘコキムシのことじゃん」
と言いました。わたしも、なあんだ、と思いました。ヘコキムシなら、よるになるととんできます。 すごくくさいです。
わたしも、いっぱいむしをあつめて、うんどうかいがしたいな、と思いました。


虹の谷のスーパーマーケット
VCS@小3 女子

あきのりさんは、えんぴつやけしごむをはいたつしにいったら、しっぽのある子どもが出てきたので、 びっくりしたと思います。でも、人間の子どもみたいに、ちゃんとおとどけして、お話もしているので、 えらいと思います。
さくまのおばあちゃんも、どうぶつの子どもたちとなかよしです。わたしも、さくまのおばあちゃんや、 あきのりさんみたいに、どうぶつの子どもたちとお話したり、あそんだりしてみたいです。そしたら、 すごく楽しいと思います。
それと、とりや虫やさかなや木や花ともお話できたら、もっといいなと思います。おとなりのミイちゃんや、 まさくんちのたろうとか、りかちゃんちのピイすけとか、おじいちゃんちのにしきごいともあそんでみたい です。それから、夏休みにいっぱいさいた、あさがおともなかよしになってみたいです。


アンソニーはまなす写真館の物語
VCS@小6 女子

私が、この本の中で一番好きになったのは、「海に帰った白い馬」の話です。
特に、最初に白い馬が海から出てくる場面がいいです。波の間から、しぶきといっしょにはねあがる白い 馬なんて、サイコーにかっこいいと思います。
でも、大好きになった人間にうらぎられて、白い馬は海に帰ってしまいます。幹夫はこうかいしますが、 馬はもうもどってきません。私は、人間って、自分勝手だなあと思いました。
海の馬が出てくる物語は、神話や昔話にたくさんありますが、私はこの「海に帰った白い馬」が一番いいと 思いました。
うちには、アンソニーのような、じゃばらのカメラがあります。ひいおじいさんのものだったそうです。 今はもう使えないけれど、お父さんのしょさいにおいてあります。あのカメラも、いろんな物語を たくさん見てきたのかなあ、と思います。

カブトエビの寒い夏
rure@小5 男子

「カブトエビが見てみたい」とお父さんに言ってみると、「お父さんの小さい頃はいっぱ いいてたぞ」と言われた。
でもぼくは見た事がない。 だからこの主人公はラッキーなんじゃないかと思います。
この町は大冷害でお米が取れなくなりましたが、自然災害と言うものは他にもたくさんあ るはずです、自然だけじゃなく野生のけものも農業には大敵です。
主人公とちがって僕のお父さんはサラリーマンだからそんな心配はいらない所がラッキー だと思いました。
もしも僕が住んでいるこの町がそんな事になっても僕はパンも好きだから大丈夫です。 お米を盗ったりはしません。


フクロウはだれの名を呼ぶ
rure@中1 女子

正直な所、私はフクロウなんかどうでも良い。だって私はフクロウを飼っていないし好きで もない、仮にこれがフクロウじゃなくて、絶滅寸前の、「蛾」だったらこの話はどうなっ ているのでしょうか?同じように保護のために禁止令が出ると思いますか、私は思いませ ん。
少年は「蛾」のまゆを育てるでしょうか。きっと育てないでしょう。
反対にこの森からガソリンが出る事がわかったら、フクロウはどうなるのでしょう。 きっと追い出されるに違いありません。自然保護が大事、とか言うけれど、それと引 き替えに、手に入るものや失う物によって、人の判断は変わってきます。 というか、変わってくるのが人間だと私は思っています。


ビリー・ジョーの大地
Kurilyn@高1 男子

ビリーは、どうしてこんなに強いのだろう?
僕がこの本を読んで一番印象に残ったのは、この事だ。

淡々と、だけど鋭く語られるビリーの暮らしは、決して楽しいものではない。何も語らず、 黙々と試練に耐えるビリーの家族に、容赦なく不幸は降りかかる。 全てを失い、唯一残った肉親だった父との不和から、家を出るビリー。まだ幼いとも言える 少女のビリーにどうしてこんな行動力があったのだろう?いや、逆なのか?純粋さゆえに、 彼女をして行動を急がせたのだろうか?
彼女は、決して絶望や無気力から動かない。「どうして?どうして?」 「どこにあるの?どこにあるの?」ビリーの魂は求め、探しつづける。

今の僕にこんな強い気持ちで何かを求める力があるだろうか?

ビリーはやがて、長い歳月の末、父と和解する。僕はここで生まれて初めて「和解」の真の意味を知った。 「和解」とは、どちらか一方が、許す事でも受け入れる事でもない。互いが相手を強く求める気持ちが あって初めて成立する感情なのだ。
そしてそれは、より強く求め、探し続けた強靭で美しい魂の持ち主にだけ与えられる。
僕もビリーの強さを持ちたい。

おかあさんになったアイ
ばばあちゃん@高2 女子

チンパンジーはどこまで人間に近づく事が出来るのだろうか、 人間の言葉を理解し、コンピュータを通して人間と会話が出来るアイの話は有名です。 この本はその天才チンパンジーのアイが息子のアユムに対してどの様に接し、 どんな風に人間語を自分の息子であるアユムに伝えたかについて書かれています。 私はこの本を読んで、何のためにそんな事を調べているのだろう?と思いました。 人間の進化の過程を調べる為?、こんな事で進化の過程が解るとは思えません。 チンパンジーにどれだけ言語理解力があるかを知る為?、そんな事を調べて何の役に立つのでしょう。 人間の教育方法との比較?、ああ、やっぱり人間は賢い と安心したいんでしょうか。

人間の言葉を話せるペットがいたら・・・それは便利なのでしょうか? 知能の高い動物ほど、ペットとして飼うのは難しいと聞きます。 悪知恵が働き、ペットとして手に余るからだそうです。 結果、言葉を理解出来るアイですら 人間の目が無い所では、 檻に入れ閉じ込めて飼わなければならないのです。

アイはもうチンパンジー社会に戻る事は出来ないでしょう。 人間の言葉は理解出来ても、チンパンジー社会のルールは知らないでしょうから。 天敵に襲われたり、飢える心配は無いけれど、 チンパンジーとして大自然の中で生きる事も出来なくなってしまったアイとアユムは幸せなのだろうか? この本を読むとついそんな事を考えずにはいられなくなります。


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