麻雀入門 〜とんぷーで逢いましょう〜
第五部・ちょんぼ、親について

■ちょんぼ■

麻雀以外でもよく聞きますね。要するに、ゲームの進行上してはいけない事なのです が、これをすると、罰則がつくので、むしろ自分が痛いです。
罰則は一律満貫払いです。つまり、親なら12000点、子なら8000点を払います。

■ちょんぼの例■

上がり牌を間違えた時
上がった時にはパタン!と手を倒すので、必ずばれます。 ってゆうか、分かってたら上がらない訳ですから、指摘されて痛い思いをします。

ノーテンリーチ
聴牌していないのに、リーチをかけた場合。これは、自分が上がってしまわず、他家の 誰かが上がったらちょんぼにはなりません。流局(誰も上がらないで、その局が終わる事) になって、全員が手を見せなければならない状態になったなら、満貫払いです。

フリテン
自分が切った牌、又はそのスジ牌でロンすると、フリテンになります。ツモって来た 場合はフリテンになりません。また、リーチをかけていて、当たりパイを見逃した時にも フリテン扱いになります。と言う訳で、リーチをかけてから、フリテンに気が付いたら、 他家の誰かが安い手をツモって来る事をお祈りします。

※スジについて:自分が待っている牌が1面ではない時に、 そのうちの1枚を切っているのに、その後の切っていない待ちでロンする事。 例えば、3、4と持っていて、2を切っていると、5でロンする事。

サキヅモ
前の人が切っていないのに、ヤマから牌をツモってくること。

多牌・少牌
持っている牌の数が多すぎたり、少なすぎたりする事。当然上がれません。これも、 ばれずにその局が流局にならずに終わったなら、おとがめなしです。(笑)


■親・他■

最後に総論と言いましょうか、諸注意といいましょうか・・
麻雀では「親」と言うのはとても大切です。なぜなら、 親は、上がった時にもらえる得点が子よりも多い!そして、親になるチャンスは 半荘に二回しかない!のです。
ですから、親になったら安い手でいいから、兎に角連荘 することを考えましょう。
これは、逆に言うと、他家が親の時は早めに流す と言う事でもあります。

また、いくら、自分が聴牌をしたと言っても、他家に振ってしまっては元も子もありませんし、 逆に上がれなければどんなに大きな手を聴牌していても、1点にもなりません。
つまり、重要なのは、振った場合のリスクの大きさと、 自分の上がり易さです。

振った時のリスクと言うのは、慣れないうちは自分の手を考えるので、精一杯ですが、 出来るだけ、他家の手の大きさを考えて打つように心がけましょう。 降りられない時ってのがありますから、あれですが(笑)。見えているチンイツとか、 ドラ槓されているなんて時はよっぽど自分が大きい手をハッてない限りは「降り」です。

上がり易さと言うのは、基本的には、待ちの多さに比例すると考えていいです。単騎よりは 二面、二面よりは三面ってことですね。
三面以上の待ちがあるのなら、ここは積極的にリーチと言うのもお勧めです。リーチ には、前にも書きましたが、イッパツと、 ウラドラと言う余禄があります。しかも三面待ち だったなら、自分でツモってくる可能性も大きい訳で・・・うひょひょ。失礼。

あと、やっぱりよくやってしまうのは、フリテン ですね。待ちが多くなるといっそう見落としやすくなります。分かり難いようなら、 あまり複雑な形にならないような手を作るのも一つの手ですし、ホンイチやチンイツ なら、鳴いてしまった方が分かりやすいし上がり易かったりもします。 (ばればれになりますけど)

そんなところでしょうか?
でも結局一番大きいのは、当たり牌を引かない って事かもしれない・・・・・(汗)

なが〜い講座、ここまで読んでくれてほんとにありがとうございます。
それでは、とんぷ〜でお会いしましょう。



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