麻雀入門 〜とんぷーで逢いましょう〜
第四部・点棒と点数計算について

■点棒の種類■

点棒には以下の種類があります。

100点棒 40本
1000点棒 24本
5000点棒 8本
10000点棒 4本

これを、各々が、27000点分持ちます。内訳は以下です。
10000点×1本 5000点×2本 1000点×6本 100点×10本


■点数について■

もともと麻雀の点数は、「符」という基本点の合計に「翻」を倍掛けしていくのですが、 (要するに、誰かが大好きな2の累乗です)「符」の計算は上がり方や、 持っている手の形、牌等で、結構細かく分類されるので、先ずは、基本的な点数計算から紹介します。
とはいえ、結果的には基本点は、20符か30符辺りになって、端数は切り上げなので、そんなに細かい得点差は出ません。


■点数の数え方■

子の一役での上がり点は、1000点で、親の得点は全て子の1.5倍です。
そして、点数は翻の数だけ倍掛けになっていきます。二翻だと、1000×2三翻だと、1000×2×2です。
ただ、それだと翻が大きい場合、点数が大きくなりすぎるので、5翻以上は、点数が決まっています。
#ぜんっぜん関係ないですが、子供の頃、私たちに点数計算の方法を教えている父が、「倍の倍の倍の・・・」 と言いながら、自分がだんだん興奮していってたのを思い出した。。(苦笑)

〜簡易点数表〜

翻数
1翻15001000
2翻30002000
3翻60004000
4〜5翻(満貫)120008000
6〜7翻(跳満)1800012000
8〜10翻(倍満)2400018000
11〜12翻(三倍満)3600024000
役満(13翻以上)4800032000


チートイの場合の点数は他とはちょっと違います。

〜チートイツ点数表〜

翻数
2翻24001600
3翻48003200
4翻96006400
5翻(満貫)120008000
6翻(跳満)1800012000


■点数の支払い方■

ロン上がりの場合は、振り込んだ(当り牌を切った)人の一人払いです。 ツモ上がりの場合は、上がれなかった三人で払うのですが、親が上がった場合は、 上がり点を3で割った点数を、子が上がった場合には、親が半額を払い、子が残りを2人で割ります。 例えば、子が8000点のツモ上がりだと、親は4000点を、残りの2人がそれぞれ、2000点を払います。


■その他の点数■

ツミ棒
ツミ棒とは、親が連荘したときにつくもので、一本につき得点が300点加算されます。

リーチ棒
リーチ棒とは、文字どうり、リーチをかけた際に使う1000点棒で、リーチをかけて上がった人が貰えます。
流局(だれも上がれない状態でその局が終わる事)になったり、リーチをかけた人が上がれなかった場合には、 次の局に持ち越しになります。


■ちょっとややこい「符」計算■

点数計算の最後は、ちょっとめんどい「符」の計算法です。

「符」というのは、麻雀の点数を計算をする時の基本になる単位です。
上がった時の手の形で「符」を数え、その合計を「基本点」とします。 必ず一の位は切り上げになります。

基本点

○上がりの形につく

副底(=フーテー):20符。これは、上がったときに自動的につきます。

面前でロンアガリしたときは:10符つきます。

ツモアガリしたとき:2符。これは、面前関係なしで自分でツモってさえくれば、つきます。

聴牌した時の待ちが単騎・辺塔・嵌塔の時:2符つきます。
※リャンメン・シャンポン待ちはつきません。


○牌の組み合わせにつく

中張牌の鳴いている刻子:2符
公九牌の鳴いている刻子:4符
中張牌の鳴いていない刻子:4符
公九牌の鳴いていない刻子:8符
中張牌の鳴いている槓子:8符
公九牌の鳴いている槓子:16符
中張牌の鳴いていない槓子:16符
公九牌の鳴いていない槓子:32符
役牌の対子:2符
その他のメンツ:0符

※これは、要するに、刻子と槓子と対子につく「符」ってことですね。


○例外的な組み合わせ
ツモアガリのピンフ:20符(つまり、例外的にツモアガリの2符はつきません)
ロンアガリのピンフ:30符(これは、副底と面前でロンアガリの10符で30符。

チートイツ:25符。これまでの計算はせずに25符が自動的につきます。

ロン上がりした際、20符がついたとき(つまり、鳴いていて、かつ全てのメンツがシュンツで例 外として30符に切り上げられます。
※つまり、ピンフ以外の上がりは確実に30符以上になり。 20符がつくのはツモアガリのピンフのみとなるわけです。

得点の計算

さっきの基本点をつかって次のように計算します。

基本点×2の飜数乗=基準点

この、飜数とは、役の飜数の合計に、ドラの飜数をたし、 さらに場ぞろ(上がった時に自動的につきます)の2飜たし、 その飜数の回数だけ2倍することです(3飜なら、2×2×2=8)。


点数の打ちきり

麻雀の得点は以上の点数計算にすると、何万点、何十万点にもなる場合もあります。 そこで、ある得点をこえると、それ以上あがらないルールがあります。
以下の飜数は場ゾロを含みます。

満貫 :5飜70符、もしくは6飜40符、もしくは7飜以上になると満貫といって、基準点が2000点に固定されます。

ハネ満 :8飜以上になるとハネ満といって、基準点が3000点に固定されます。

倍満 :10飜以上になると倍満といって、基準点が4000点に固定されます。

3倍満 :13飜以上になると3倍満といって、基準点が6000点に固定されます。

役満 :役満になっている役は基準点が8000点に固定されます。


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