一番最初は東一局からです。 ヤマから牌をツモり終わったら、その牌を自分の前に(当然)自分の 方に向けて並べます。 最初は、親には14枚、子の方は13枚の牌があります。 まず、一番初めに、親が自分の手からいらない牌を1枚切ります。 後は、配牌でツモってきたヤマの続きから、右回りに、順番に、 牌をツモって、切っていきます。 |
※ここで、気をつけるのは、必ず、ツモってから、切ること。 後、「サキズモ」と言って、前の人がまだ切っていないのに、先にツモってしまうことです。 「サキズモ」は「チョンボ」と言って、罰則の一つです。 |
そうして、牌をツモってはいらない牌を切って、時には鳴いて手を作っていき、 誰かが上がった時点でその局は終了になります。 上がる時は、「ツモ」(自分で上がり牌をツモってきた場合) 又は、「ロン」(他の面子が、上がり牌を切った場合)と宣言して、 手を倒し、他の「面子」(=めんつ:いっしょに打っているメンバーの事) に出来た手を見せます。 ここで、出来た手を見て、点数を数え、点棒をやり取りし、 次の局を始めます。 |
※この時上がったのが親だった場合、親の「連荘(=れんちゃん)」と言い、 次の局は東二局とはならず、東一局二本場となります。 上がったのが親以外の場合は、親は、南に移り、東二局に入ります。 |
上がりの組み合わせの形を知るための下準備として、牌の組み合わせのパターンを以下に示します。
「対子(=といつ)」:一般に雀頭、又は、頭と呼ばれ、手を作る際に、必ず一組必要です。 |
とか、 |
「順子(=しゅんつ)」:同じ種類の数牌3枚が連続するもの。麻雀では、9と1は 繋がりません。 |
とか、 とか、 |
※順子になる場合、待ちの形によって、呼び方が、変わります。 連続して繋がっているものを「塔子(=たあつ)」間が空いているものを「嵌塔 (=かんちゃん)」1・9を含むものを、「辺塔(=ぺんちゃん)」と呼びます。 |
「塔子」待ちが両面(りゃんめん) →← 「巌塔」 +とか + 「辺塔」 +とか + |
「刻子(=こおつ)」:同じ牌3個の組み合わせです。手の内で出来た物を
「暗刻(=あんこう)」鳴いて、オープンにしたものを「明刻」(めいこう)と
呼びます。
槓子(=かんこ)」:同じ牌4個の組み合わせです。「暗槓」「明槓」同じ。 ただ、四枚揃った物を槓にする場合、手の内のあってもなくても、カンと 宣言して、横に並べます。 |
「刻子」 とか とか 「槓子」 とか とか 「暗槓」は、↓のように並べます。 |
ここからが、ある意味本番ですね。麻雀の上がりのパターンについて。 基本的に最初に持っている13枚とあと1枚の14枚で上がりになります。 (つまり、ツモってくるか、ロンするかして、後1枚増えた状態です。) で、上がりの形の組み合わせですが、 一組の対子と三組の順子又は、刻子で、2・3・3・3・3の14枚で 上がりになります。 |
ここで、上がる為の手段について、少々。 1.自摸(=つも):ヤマから、牌を引いてくる事です。 2.チー:他家が切った牌を利用して(鳴いて)順子を作る時に使う方法。 「チー」と宣言してもらいます。 自分の順番の前の人(上家=かみちゃん)からしかもらえません。 鳴いて出来た手は自分の右側にもらった牌をもらった人が分かるように横に向けて、並べます。 3.ポン:他家が切った牌で、刻子を作る時に使う方法。 「ポン」と宣言してもらいます。 誰からでももらえます。 4.カン:槓子を作る方法です。 暗刻がある時に、他家から鳴いて明槓にするか、明刻にあと一枚をツモって槓にするか、 又は、手の内にあるものを暗槓にするかと言う形になります。 どちらの場合も「カン」と宣言します。 5.和了(=ほわら):上がった状態です。これには、「自摸和」(=ツモ)と言って、 自分でツモって上がる時と、「栄和」(=ロン)と言って、他家が切った牌で上がる場合があります。 そして、後一枚で上がる状態の事を「聴牌」(=てんぱい)といいます。 以下に幾つかの聴牌の形と、上がりになる牌を示します。 上がりの形を見てみましょう。 ○単騎待ち ぺんちゃん + かんちゃん + あたまたんき + ちーとい + ○二面待ち しゃぼ +か +か +か ○三面待ち +かか ここで、問題になるのが「役」です。 麻雀では普通、「一翻縛り」(=いーはんしぼり)と言うルールがあって、 一翻(又は役)がつかないと上がれなくなっています。 |
※役がないのに上がったってしまった場合「ヤクナシ」という「チョンボ」 (罰則=満貫、要するに8000点、親なら、12000点を他の面子に払う)になります。 正確には一翻と役は違うらしいですが、まとめて「役」と思っても、大丈夫やないかなぁ。。 |
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