April

Tue 2008/04/01

日常値上げ

今日、お客さまから明日(4月1日)から、醤油が値上げになるんですか?とか聞かれて、一瞬焦って――本当はちゃんとチェックしとかんとアカン事とは言えるけども、深夜品出しは、特売や値上げと言った価格に関する情報は自分から積極的に取りに行かないと知らせてもらう事は全然ない。殊に今度のような総合大型スーパーだと、かなり分業が進んでいる上に、ご多分に漏れず目の前の仕事で結構イッパイで、中々そこまで手が廻らないのが実情ちゃ実情。――、申し訳ありません。今確認してきますので、と応えると、ああ、かまんかまん。買ってくから、とのお返事。

ああ、なるほどなーと思って。そうですねー、遅かれ早かれ値上げになる商品は多いですからねー、と、思わず苦笑。お客さまの方も、多少は事情を把握してるんで、ねぇ、まったく。みたいな主婦同士の空気が流れた。

小麦粉の値上がりで、ラーメンが全体的に値上げになったのが今月半ば。

今や、「中国が風邪引くと喰いもん(だけに限らないけども)が高くなる」状態で、今月辺りから、うちの課――グロサリーor加工食品部門。所謂、賞「味」期限のある食品全般を扱っていて、乾物、調味料、期限の「長い」飲料(ペットボトルとか缶のやつで、牛乳や紙パックに入っているような、「要冷蔵」の飲料は含まない)、酒、菓子(これも、消費期限のある生菓子や、要冷蔵のものや、冷凍食品は含まない)なんかを扱っている。――で扱っている大部分の商品が、輸入原料を使用して国内で生産されたものか、輸入品て事で、値上げorお値段据え置きで中身が減っている、てな状態に移行中。

まだまだ、無線ICタグの導入には至っていないんで、同じ名前の商品でも、バーコードの変更なんかが頻繁にあって、ちょいとめんどくさい状態になってる。

いやさ、ちょっと前までは、デフレの影響で、なんでもかんでも安くなってて、給与は上がらんけども、かいもんにかかるお金の方も上がらないんで、それはそれなりかなー、とかも(家計の事情的には)思ったりもしてたんやけども、原料の価格が上がったならば、もうしょうがないよなーとか思ってさ。

お客様が行ってしまってから、ちょっとだけ、「オイルショック」の時の事を思い出して、おお、あの時はトイレットペーパーやったんやよなー、とか思ってた。

だけども、今回値上げになった小麦粉関連の食料品の買い置きって、着実に減っていくから、あんまり長期間は持たないかもしれないなー、つか、元々の単価がお安いから、頑張って買い置きしても、差額って案外しれてるのかもなー、つか、そもそもガソリンが値上がりしてるから、下手にその為(食料品の買い置き)に動いたら、余計にお金がかかる場合もあるかもしれんなー、と、思わず知らず金勘定をしてしまっていた。

で、当初は、米や玉子みたいな、国内産の食料品があるから、まぁ大丈夫かなぁと一瞬思って、それから、調味料はダメだな、つか、米や玉子だって、肥料は飼料は(たぶん)純国産て事はほぼあり得ないじゃん、と思ったら、もしかしたら、これは長期的にボディブローみたくじわじわ家計に効いて来るかもしれないよなー、とか思ったんだわ。

んで、ちょっと値上げ 買い置きでもって検索してみたら、ちょい情報が古い感じ(検索エンジンはライブ感が足りてないよな)。うーん。みんなどう動くんだろ?

うちんちは、差し当っては、夫婦二人だけ(けど猫3匹)なんで、まだ何をどうするかも考えてないけども(ほんとに食費がかからなくなった)、後で、あの時買っておけば、みたいな後悔もあんまりしたくないんだよねーw。


お、あったあった。やべ、もう4月1日だし。既に出遅れた。ニュースを見れば良かったのね。

あ、いけん。そうやったんか。食料品はトウモロコシが大元なんか。建築ブームの影響は、食べ物とは関係ないねんな。ふむふむ。やっと今頃になって、多少把握した。ちょっとはずいけども、まぁ今からは今までよりはマシ、と、自分を慰めてみる。

あー、そうそう、だけども、中国の建築ブームの影響は、(実は)私にはそれなりの関心事項。こっちじゃ、林業は元々の地場産業で、だけども、環境問題とのからみもあって、むずいもんやねんなー、と思っていたらば、食べ物も環境問題とのからみがあったって事で、21世紀的な複雑さは、こんな田舎にもなかなかの影響力なんだよねー。

つか、明日(今日)はうちんちの「山」(のひとつ)――つっても、和歌山では殊に多い、「際目」から「際目」までって形の、「山のごく一部のせま〜〜〜い範囲」の上に、クルマも入らないような不便な場所で、正直なところ「放置」がベストな選択なんじゃないかと考えているけども、うちのじいちゃんは、百姓が土地に対してもっているような「執着」を山に対して持っているみたいのがあって(一方で相互扶助的な側面もあるねんけども)、うちに「金銭的」な負担がかからないうちは、本人の好いたようにするしかないんやろな、とか思っている。――の様子を見に行く予定やねんけども、じいちゃんは、放って置くのは「もったいない」から杉を植えたいと言ってて、昔の人の「コスト感覚」には、「時間」とか「ランニングコスト」てのがもしかして欠如してるの?と、一瞬思ったけども、ばあちゃんに諌められてるのを見て、じいちゃん「には」欠如してるって事だよな、と再認識したのだった。


Wed 2008/04/02

メモメディアの影響

今日、ひょっこり昔の(この)日記を読んでたら、残虐な映像の影響について書いてて、ほうほう。あの時うちらは、(ゲームやアニメじゃなしに)昔見た「TV」や「映画」の残虐表現かな〜とか考えて、この手の「研究」てどうなってるんやろか?と思ってたら、その翌日にTVニュースでナタを持った男が病院に侵入院長殺害てのを見て、ほえ〜と驚いてる。

このおっさんの場合は、まだ「ひぐらし」以前だし、ゲームもアニメも関係ないよねぇw

メディアの影響て、私はなくはない、つか結構色々あるんだろうな、と思っているけど、残虐表現と犯行てのは、そこへ行くまでにはかなりの数のステップがるように思えて、行為自体へのメディアの影響てのはあんまり大きくない――犯行の要因として占めるであろうパーセンテージが小さい、て感じ――んじゃないかと思ってる。

いやさ、話をニュースに戻すと、このニュースて、TVで一瞬テロップが流れただけで、翌日には何もなかったんだよな、と思い出してさ。

まぁ、あの時は今の痛いニュースみたいなサイトがなかったからてのもあるんやろけど、あの後詳細がちょっと気になって翌日のTVとかネットのニュースとかも確認してみたけども、みつけられなくて、とても「小さな」ニュースだったんだよね。

今に始まった事じゃないけども、「ええ大人の男性が犯した事件」て、よっぽど変わった(≒派手だったり、異常だったりみたいな)ことしないと、大きなニュースにはならない事が多いんだよね。


Fri 2008/04/04

思索メディアの影響

で、そのままメディアの影響について考えていた。

私が考えていたのは、メディアの影響と言うよりはマルチメディアの影響について。いやさ、大層な根拠がある訳やないねんけども、なんとなくそうじゃないかなーと思ってる事があって、とりあえず記録でもしておこうかと思ったのだ。


文字情報と、マルチメディアからの情報だと、受け止め方や記憶のしかたが随分違っているよなーと思ったんだわ。

ゲームやアニメが槍玉に上がりやすい、と、ネットでは言われているけども、私は、ゲームやアニメの影響とTVや映画の影響てのは、どちらも同じマルチメディアの影響として考えた方が、私たちが受けている「影響」の種類の違いが顕著になるように思っている。

「マスコミの情報」と一言で言うけれど、新聞の影響と、TVの影響では、かなりタイプが違っているんじゃないかと思っている。

んで、正直、私が生まれてからもうじき50年にもなろうとしてるけど(四捨五入すると50だ!)、物心ついた頃から、私の周りには、日常的に「新聞記事」の大部分を読んでいる大人は居なかった。

しかも、TVがやって来たのが私が伯母んちに居た頃やねんけども、それが丁度東京オリンピックの前後辺りなんで、この頃から急速にTVが普及するようになったとして、TV以前には映画の時代があったし、私は知らんけども、その頃は映画館でニュースの放映もあったみたいやねんな。

そんなこんなで、今生きてる大部分の人は、それ以前の人よりもずっとずっと多くの情報をマルチメディアから得ているんじゃないかと思っているの。

んで、マルチメディアから多くの情報を得るようになると、人は「音」と「映像」で考えたり感じたりする事が多くなるんじゃないのかなー、と思うねんな。

私は今こうやって「文章」を書いているけども、元々文章を書く生活習慣はなくて、と言うか、多くの人にとって、「文章」を書くって行為は「非日常的」なことやないかと思うねん。

会話はするけど、それは文章の体裁を取っている事は少ないし、何より、多少なりともまとまった事を伝えようとすると、少なくとも私の場合は、かなり時間がかかる。

ぼんやりとした「何か」がそこにあって、それが「言葉」と言う体裁になるまでにかなり時間がかかる訳よ。それから文章にするとなると、よりいっそう時間がかかる。

一方で、「起きた事」や「見た事」だとかなり易々と且つ具体的に伝えられるねんな。てのは、(たぶん、ほぼ無意識下で)映像や音が再生されるから。

多少は個人差や得意不得意はあるんじゃないかと思うけど、TV以降の私たちは、そんな風にして考える傾向があるんやないかと思うねん。

例えば、「りんご」と聞くと、私は直径7cmぐらいで丸っこくて緑色の部分が少し入ってて表面に照りがなくてちょっと粉っぽいかんじの「富士りんご」みたいのがアタマに浮かぶ。ダンナに聞いたら、盆栽になってて真っ赤な実が3個ぐらいついた「ひめりんご」がうかんだらしい。で、む下に聞いたら、皮をむいてくし型に切ったりんご(しかも爪楊枝までささっていたらしい)が浮かぶんやって。

で、話を聞いてて分りにくいなーと思うのは、映像が浮かびにくかったり、繋がっていないような場合やねん。意識が「暗転」についていけない――だから、多人数のおしゃべりはものすごく苦手――。

個人差がものすごくある事みたいなんで――絵なんか浮かばない単に言葉でしょ、てなリアクションもあった――、「マルチメディアの影響」とひとくくりにするのには多少無理があるのかもしれないけども、マルチメディアの影響てのは、(道徳的な)悪影響とかって部分よりは、もっと無意識下で行われてる、感性みたいなもんの変質(と言ってもいいのかなぁ?)のが大きいように思う。

んーと。実際に触れた事がないはるか彼方の出来事や、空想上の出来事を、音と映像で理解する、てな、「在り方」の方がうちらの生き方みたいのにずっと多くの影響を与えているんじゃないのかなぁ、とか思う。


Sat 2008/04/05

思索メディアの影響part.2

で、こんな事書いていてから、もしかしたら、ケータイ小説ってのは、マルチメディアリテラシみたいのがあるのとないのとで、かなり捉え方が変わってくるのかもしれないなー、とかおもいついたんだわ。思いついただけやけどもw。

が、私はケータイ小説を読んだ事がないんで――ケータイで読める「文庫本」のサイトには登録してて、そっちは読んだ事あるけども、選んだ本が悪かったのか、あまり面白いと思えなかった――、確かめようがないよなーと思ってから、結構話題になったんだから、「一部抜粋」ぐらいはあるんじゃないかと思って、あれこれあたっていたのよ。

たら、むっちゃ面白い、つか私が望んでいた(!)――そう、望んでいたんだわ。こんな風な分析みたいのを。文学としてのケータイ小説とか文体としてのケータイ小説とか物語としてのケータイ小説に関する記述は色々あったけども、正直どれも私にはあまり面白いものとは思えなかったのだ(想定の範囲内だった)――ケータイ小説に関する文章が。

#ここかららのリンク先にある、ゲーム的リアリズムに関する記述とかは、文章化された事に大きな意義があるんだと思うし、そうそう、「それ」を文章で「説明」するとそうなるのかー、みたいな形で感心することはあっても、一方で、それってば、「ひぐらし」がゲームって形で表現してるじゃん、なんて事を考えると、この文章読むよりも、ひぐらしプレイした方が、ずっと「実感を伴って」分るだろうなーとか思うと、何時までも遊ばない人や、今は遊んでいない人に向けて書かれているような、「断絶」みたいな寂しさも感じたりして、私は、ゲームを用いた「メタ語り」みたいのは、ゲーマーには関係のない事のように思えてしまう。

それが、何をいまさらなのですが、そいつが、『恋空』を読む(1):ケータイ小説の「限定されたリアル」から始まる一連の文章で、何より、ここで初めてケータイ小説の本体(の一部)に触れられて、おお、やっぱりね、と思ったのだ。

引用されてる大部分の文章にちゃんと「映像」が見えるんだわ。いやね、ケータイの『リアル』て、お話がリアルなんじゃなくて、状況がリアルなんじゃないのかな、と漠然と思ってたの。で、それは、「ありそう」とか「友だちの友だちの妹」に起きた、みたいなリアルじゃなくて、状況が見えている(ように感じられる)って意味でリアルって事なんじゃないのかなー、と。

特に分りやすいのが、『恋空』を読む(2):ケータイに駆動される物語、ケータイに剥奪される内面、てエントリーで書かれてる、本文の引用と、テンプレの違い。

やっぱ本文読まなきゃな、と思えるもんがあったわよ(まぁ、私にとっては)。

リア充にはリアルだけど、とあるけども、顔も知らない相手とメール交換してて、何となく気が合うて、「メル友」を考えると、全然珍しい事とは思えない、てか、ほんとによくある事で、うちの子たちにも、それぞれそんなケータイメル友が居る。そこから進展する事も、すごくよくある事。そう言う意味じゃ、状況以前に、設定だって充分リアルだと私には思えるな。

で、面白いのは、シーンが見えるんだわ。こんなに短い文章でも。

終了後にヒロのケータイがなってしまう。

ここだと、sexの余韻を一瞬にして絶ってしまう着メロ。思わず光ってるケータイに二人の視線が同時に向かう。そこに流れる一種のバツの悪さとか、女の子のタイプによっては、この瞬間に思わず彼のケータイ取り上げちゃう子もいるかもしれないなー、とか、誰からなのかすごく気になっているにも関わらず口には出せずにいる不安感とか、そんなのを感じられる。

「非通知電話」の不気味さも、ケータイを取った時に画面にある「非通知」を見た時のシーンとして受け止めるし、いぶかしみながら「通話ボタンを押して」それを受け取ってしまう不安感は、(こんなおばさんの)私にとっても、体験を伴った分りやすい状況だ。

そう、「行間」を「読む」んじゃなくて、「状況」を「見て」いるんじゃないのかなぁ、彼女たちは。少なくとも、私は、そんな風にして、ここに書かれた文章を「見た」し、昨日も書いたように、そんな風にして読む事は少なくないんじゃないかとも思っている。

あー、そうそう。マルチメディアリテラシが「ある」か「ない」か、てよりは、「小説として読んで」しまうと、「モード」が「テキスト」になってしまっているから、見難くなってしまう、とした方がよさげ。たぶん、誰でも、多かれ少なかれ、マルチメディアな受け止め方は身についてるけども、普段あまりマルチメディアぽさがないテキストを読む事が多い人は、「うっかり」その読み方をしてしまったんで、文体とか語彙とかストーリーのアラがより目に付きやすい、てのはあるんじゃないかな、と思ったんだわ。


Sat 2008/04/05

メモ有害情報

2001年5月に言ってる。ちょいはずいけども自分引用。

一番おかしいと思ったのは、「有害情報から子供を守る」って部分。だからあかんねん。「有害情報を見破る技術」を叩き込むべきでしょ。有害情報に触れる事がなかったら、有害情報に出会った時にどうするのさ?「有害情報のない社会」にするの?それって「情報操作」って言わない?

なんかさ、この時って、21世紀教育新生プランたらゆうのを読んで怒ってる訳やけども、この頃とまるで考え方は変わってない。それに、インターネットのコンテンツが今の方が「ひどく」なってるとも思っていない。

一体、誰(どんな人)が禁止(じゃないのか)したがってるんだろう?ものすごく気持ち悪い。

丁度さ、こないだ拒否られてから、エロについて考えてて、うちらがまだ若かった頃てば、ピンク映画とかポルノ映画がふつー映画館で上映されてて、ポスターはおろか、それはそれはどでかいヌード看板が映画館の前に立ってたりもしたのになー、とか思い出してて、思えば遠くへ来たもんだ。

犯罪に巻き込まれない為に必要なのは、情報に触れさせない事じゃなくて、逆に、むしろ犯罪に関する「知識」の方じゃないかと思ってるんだけどなぁ。


Mon 2008/04/07

ウェブしまった!!

思い立って、ポピュラスの操作法が分る動画を作ってUPして、それをポピュラスのコンテンツの方にも貼ってから、使うべきボタンの名前を間違えてる事に気がついた。

あー、まずいまずい。て事は動画に入れたタイトル部分を書き直して、それをもう一回ムービーにして、それをもう一回エンコードして、それから改めてUPしなおしせんとあかん、てことか。てかその前にポピュラスの方のを消しとかんとあかん。

指は覚えてても、言葉は覚えてないって、私の場合、かなり多いんだよな。あと、綴りの間違いと。やってから気がつくなよな>私。


Mon 2008/04/07

思索?ゲームのせい

「ゲームのせい」の不思議てエントリーを読んで、そんな事まるっきり考えなかったなぁ、てか、もしかしたら、あんまりTV見ないせいで、「なんでもかんでもゲームのせい」にされてるってな実感が持てないのかなぁ、とか考えてた。

すぐにゲームやアニメが「叩かれる」てのは、ネットではよく見かけるし、二言目にゃあそれが出る、とも思っているけど、一方で、あれを真に受けてる人もあんまり居ないだろうなぁ、とも思ってる訳なんだわ。

あーゆーのは、ゲームばっかしてる「うちのこ」を諌める為の一種の「方便」として使われてる事が多いんじゃないのかなぁと思うんだわ。

ゆうたら、「おっちゃんが怒るから止めようね」のおっちゃんの代わりが「犯人はゲームやアニメを好んでいた」であって、方法として、好ましくないっちゃ好ましくないかもしれんけど、目的は果たせるんだし、実際には本気で「おっちゃん」の気持ちを慮ってそれを言っていないのと同様、本気でゲームやアニメの悪影響の心配をしている親御さんみたいのもあんまり居ないだろうな、と思っている。

もうちょっと昔やったら、コンシューマゲーム機でも、PCエンジンとかSEGAには18禁ゲームがあったけども、ハードのシェアがむっちゃ少なかった上に、(児童と呼ばれる年齢ぐらいの)子供は、そもそもそんなのにあまり興味を持っていなかったしなぁ、とか考えると、実際に「ゲームのせい」だったり「アニメのせい」が適用できるような、そんな子供そのものが、たぶんマイノリティじゃないかと思う。

(仮定の仮定だけども)そして、そうだとすると、彼(彼女)の為に必要なのは、ゲームやアニメの表現を規制したり、遊べないようにする事とは(たぶん)違うタイプの「支援」なんじゃないかなとも思う。一方で、そうじゃない大部分の子供(と、その親御さん)にとっては、そんなの関係ない事なんだろうな、とも思う。

#例えば、私の周りの親御さんでも、実際の売り上げを考えても、クリスマスプレゼントにゲーム機やゲームソフトが選ばれる、て、すごく日常的な出来事だし、アニメを全然見ないような大人も子供も居ないだろう。


ウェブポピュラス動画

と言う訳で、操作説明動画を作り直して、ポピュラスの方に追加した。

いやさ、やっぱマルチメディアの解説は、マルチメディアじゃなきゃなー、と思う。てか、攻略サイト始めたばっかの頃から、ずっとそう思っていた。

動きとか音とか、それがないと、ゲームの魅力って結局は「正しく」伝わらないんじゃないのかと思ってたのよ。

#一方で熱いレビューが書ける人ってほんとに凄いな、とは思ってたけども、私自身が、このゲームやってみたいと思える最大のとっかかりは、やっぱりゲーム画面そのものだもんな。


Tue 2008/04/08

ウェブポピュラス動画part.2

その後、操作法(2)、奇跡動画と作って、そっちも両方ともUPした。

ポピュラスは、世界的にヒットしたゲームやねんけども、日本のコンシューマゲームとしてはちょいとマイナーかな、てとこがあったんやけども、DSでも出て、中々期待できるなーとか思ってる。

期待できる、て変かもしれんけども、RTSてなジャンルがもうちょっと定着したらいいのにな、と私は考えてて、下手は下手なりに、気軽にオンライン対戦が楽しめるようになればいいのになー、とか思ってるんだわ。

私は、ポピュラスは、スタンドアロンのコンシューマ機(SFC)で遊んだけども、もともとのPC版には対戦モードがあって、一旦aoe3遊んでみたら、これって絶対に対戦の方が面白いだろうなー、と思うねんな。

システムもシンプルだし、ゲーム(≒対戦)だって、たぶん1試合にかかる時間はそう長くならないだろうし、それでいて、結構戦略的な部分もあるし、入門としても、長く遊ぶにも、丁度ええんやないやろか?とか勝手に思ってる。

例えば、前線がぶつかった時の「つばぜり合い」とか、どこに天災が落されたのか探すのとか、対戦やったらポーズが使えんから、結構熱くなれそうやなーとも思う。てか、リーダー毒沼で殺されたりしたら、むっちゃ熱くなるに違いない!!

な訳で、より遊びやすいように、てな気持ちで動画を作ってみたりしたんやけども、考えて見ると、たとえ商業誌でも紙媒体じゃ実現できんかった、ゲーム解説動画が、こうやってPC1台で個人が作れてしまうんだから、時代は変わったよなぁと思う(著作権の問題がついて来るけど)。

いやね、そりゃ手間隙かけたらもうちょっとだけ前からそれは「可能」て意味じゃ実現できたけども、動画作る手間(スペックとか、HDDの容量とか、作成の為のソフトとか)とか、動画のサイズの問題とか(レンタルスペースに置くには大き過ぎるとか、)、快適に動画を再生できるインフラとか(回線が早い、てのももちろんやけども、それ以前には従量制の時代てものあったもんな)、そんなんがどんどん安価に簡単になって来て、かつては、遠い「希望」――正直私の気分では「画像」は「妥協」でもあった――だったのが、こうやって実現できるようになったんだなぁと思うと、やっぱ嬉しいな。

だけどもまだまだ願望は続いてたりもする。次こそは著作権だな。


Fri 2008/04/11

日常メモ

今度の職場に入ったばっかりの頃のちょっとした違和感の原因が、昨日(やっと)少し分かった。

私が入る直前に部署内でちょっと揉めててね、みたいな話は少し聞いてたけども、ちょっとじゃなくて「かなり」だったんだなー、と、昨日出たミーティングの時の話でやっと把握出来た。

まぁ、どこでもある事なんだし、新入りには関係ないしなーと思ってたけども、むやみに話が「根性論」ぽくなるのに、これまでずっと随分前時代的だよなーと思ってたんやけども、それにはそれなりの理由があったんだな、と思った。

さっしがいい人だったり、マメに情報収集する人だと、もっと早く分るのかもしれないなぁ、とも思ったけども、遅ればせながらやっと把握した、てとこ。

だけど、あんまり自分の仕事とは関係ないて気もするんで、まぁ、ひっかかりが取れた、て程度のお話。

ウェブgoogle以前

「知らないことに関しては調べてから言いましょう」がなぜか「だまってろ」に変換される問題てエントリーを読んで、ちょいと論旨とはずれるねんけども、そういや、この頃って、URLを示すってやり方が減ってきたよなーと、昔の事を思い出してさ。

私は、98年からネット始めたけども(うおー、もう十年なのか!びっくり)、始めたばっかの頃は行く先々で質問してたんだけども、あんまり「調べてから言いましょう」みたいな事は言われた事ないの。ただ、返答の代りにURLを示されるってのは多かった。

で、お礼を言ってそこへ飛んで、なるほどなー、勉強になるなーとか思いつつ、だんだん検索エンジンの使い方を覚えた、と言うか、最初に教えてもらったのが、Yahoo!と言う「検索エンジン」で、その後、Altavistaてのがものすごく沢山出て来るんだよと教えてもらって、その後は、私も誰かに何かを聞かれると、URLで示す、て形使うようになって行ったんだわ。

昔、「今週の言葉」なんてコンテンツを作っていた事もあって、検索エンジンにはそれはそれはお世話になった訳やけども、この頃って「聞く方」も「教える方」もどっちも昔よか横着になってるなーと思ってさ。

いやね、FAQには「調べてから聞きましょう」て書いてるとこ多かったけども、ど素人の私てば、FAQてもんが何かも知らんかったりした訳やけども、そうすると、FAQのそんな事書いてるとこへ誘導て形で教えてもらう事が多かったように思うんだわ。

今は昔と違って、スマートじゃなくなったと言えるのかどうかも分らんし、単に声の大きい人が目立って居るだけなんかもしらんけども、検索エンジンもずっと使いやすくなったし、人力検索はてな、みたいなサービスもあるんだから、トラブる事が多少は見えている側の人は(≒そんな経験を持った事がある人)、上手い対処法みたいなもんを今一度考えた方がええんかもしれんなー、と、ちょっと思った。


Sun 2008/04/13

ウェブ下手動画UP

また長々とシューティング話か!てエントリーの中のリンク先とか読んで、(書かれている内容とは直では関係ないけども)ふむふむ、やっぱ下手なプレイ動画もそれなりに需要があるかもしれないな、と思い直して、かっちょわるいけども、だからこそ、既に面の皮が分厚いおばさんの出番なのかもしれねーな、と(勝手に)思って、ローカルで自分が(勝手に)楽しんでた動画をUP。

#ああ、上手い事録画と編集ができるのならば、グラIIのへたれリプレイもUPしたいな。超テクばっかじゃなしに、感情移入できるようなリプレイだって、もっとあればもっと楽しいのになーとか思ってる。

#てか、実は、今SFC版のwiz6をひょっこりやり始めてしまって、みんなはどうなのかなー?と思ってたら、ニコニコのリプレイ発見して、見てると、あ、こりゃ死んだな、と突っ込んだら、やっぱ突っ込んだのと同じようなタイミングでそんなコメントが結構入ってて、んでもって、やっぱり死んで、それはそれは一体感がすごくて、これって、超テク見てるのとはちょいと違う面白さや楽しさががある訳なのよ。

#後、ホンネを言えば、チート系のリプレイが多いのは、ちょいと貧しいなーとも思ってたりする。

もちろん、人それぞれだとは思うけども、それでも、ゲームって、結局楽しんだもん勝ちだと思うのよ。

特にさ、STGて本来もんのすごいシンプルなゲームで(倒すと避けるが基本だから)、単純にキモチイイイもんだったのが――だからこそ、今でも時々STGを遊びたくなるし、気軽にダンナを誘ったりも出来る。他の、つか、私が好きなRTSだと中々そうは行かない。ご機嫌伺いをしつつ、何とか関心を持ってもらえるように、四苦八苦してるにも関わらず、イマイチ乗ってもらえなかったり――、何時の間にやらシューター御用達みたくなって(ちょい偏見入ってるかな?)どっかに忘れられてるみたいのも、微妙に寂しいなーと思ってる。

古い話で恐縮ですが、ブロック崩しにはまるで興味を示さなかった私の友人(当時「は」女子高校生)だって、インベーダープレイした時には、これは面白い!!となったのは、このシンプルさと、爽快感があってこそ。

もちろん、簡単すぎるゲームは、達成感が得られないから、結局はバランスの問題になるんやないかとは思うけども、この「わっかりやすい」面白さ(≒気持ちよさ)がちゃんと伝わる方法て、なんかないかなぁ、とは思う。

#シューターにはシューターの楽しみ方があるのもそれなりに知ってるつもりだし――俺ってニュータイプ?!て気分になれるのが気持ちいい、とSTG好きのむ下は言ってて、それって、やり込んでこその醍醐味だよなー、とは思う――、私個人が、どっちかで言うとマニアックな嗜好だ、てな自覚が(多少は)あるんで、そういった快感も分らなくはない、とは(勝手に)思っているけども、STGの魅力の1つには「シンプルさ」てのがある、とも、かなり強く思っているのだった。


Mon 2008/04/14

おもちゃ圧縮

動画の大きいのやら、小さいのやらがだんだん増えて来てて、ひょいと見るとHDDの空きが後15%とかになってたんで、外付けを、と一瞬思ったけども、まあ、とりあえず圧縮して置こうと思い立って、7-Zipで、頭文字Dの4thシーズン(mpegにエンコードしたやつ)を固めようとしたら、あんまり大き過ぎて、まだ圧縮が終わらない。

考えてみると、これって、実は捨てても差し支えなかったやつやったんやけども、それが出来ないからこそ、圧縮に走った訳で、困った貧乏性だなと思う。

UP前の編集してない動画の端くれみたいのも、全然捨てられなくて、似たような動画が無駄に沢山ある上に、形式違いの同じ動画まで結構あって、いっそ全てUPして、ローカルには置かない、て手もあると一時は思ってたけども、ホットギミックが拒否られてから、私のgoogle様への信頼度はちょいと減ってて、どうしてくれようか?!と微妙に悩んでる。

いやさ、思い切りの問題ちゃそれまでやねんけども、取捨選択するって時点で既にめんどくさいなーとか思ってて、だったら作らなきゃいいじゃんか、とセルフ突っ込み入れてみたりしても、それはそれで楽しみが減っちゃうしなーと。


Wed 2008/04/16

ウェブみんなのうた

とてもおきにいってる、みんなのうた。

s

思索メディアの影響part.3

前に、このメディアの影響part.2を書いた時に既にちょっとだけ考えたりもしてたんやけども、仮定の仮定の仮定て感じの無理筋ぽいし、かと言ってそれについて調べてみよう、てな気にもあんまりなれないし、まぁいいかなー、とか思ってたりもしたんやけども、どうも度々気になってくるんで、やっぱ書いとこうと思い直した。

いやさ、大袈裟ちゃ大袈裟なんかもしれんけども、ケータイ小説のリアルて、身体感覚の延長線上のリアルみたいなもんなんかもしれんなー、と、「状況が見える」からもう一歩前進したとこまで考えてたんだわ。

うーんと。「状況が見える」のはマスメディアの影響と身体感覚がクロスオーバーしてるもんだから、それが「リアル」と感じられるんじゃないのかなーと。

これはさ、前に、3D視点メモで、ゲーム世界への感情移入についてちょいと考えた、部分と通じてるように思ったんだわ。

感情移入て、変な表現なのかな?気持ちの話じゃないねんけども、他の言葉が思い当らなかったんでこう書いたけど、これは、お芝居やドラマの登場人物に感情移入するのとはちょっと違って、その場所に「居る」感じ この頃ぽい言い方すると、ヴァーチャルな世界をそれなりの身体感覚伴って経験してる感じ

でて、ケータイってアイテムが彼女たちにとっては、「身体感覚を伴った」アイテムだからこそ、いっそう「リアル」に感じられるてのは、あるんじゃないのかなーと。

身体感覚の延長としてのコントローラー操作てのは、やっぱ操作が身についてこそ3Dゲーム世界に「居る」ように感じられるてのがある訳やし、(ビデオ)ゲームてのは実際に目の前に「画面」があるんで、ケータイ小説の「リアル」てのとは、少し外れてしまうように私には思えるねんけども、「身体感覚の延長としてのケータイ」と「ケータイ小説のリアル」てのは、それなりにええ線いってるように思えた訳よ。

で、今度は「身体感覚のを伴った文章」て方向から考えてみようと思ってさ。

んで、身体感覚を伴った文章と、前にリンクした『恋空』に関する考察しりーずの、(3)の、『恋空』を読む(3):果たしてそれは「脊髄反射」的なのか――「操作ログ的リアリズム」の読解のまさに「操作ログ」てやつが「身体感覚を伴った文章」なんじゃないかと思ったんだわ。

いやね、「身体感覚を伴った文章」で最初に思ったのが、クルマの動作やスペックの説明でさ、車種と道路と道路状況とスペックと操作ログがあったら、ストーリーや文学的な表現関係なしで、リアルな状況理解ってあるよなーと思ってさ。

後、引用されてる部分も面白い。

PメールとDXメールの違いに「待遇」の違いを感じるってすごく良く分るし、お決まりの2つの文章からは、「コピペ」による「撒き餌」ってニュアンスを感じる。もっと言うなら、「登録してるやつ全員に定時巡回してやがる」と読んだ。

もしかすると、ケータイが身体感覚として身についてる彼女たちならば、もっと沢山の事を「状況を伴って実感」しているのかもしれない。

言葉に縛り付けられるテキストの限界て、私はしょっちゅう感じてるけど(ゲームを表現できるのはゲームしかないと思っている)、受け手の理解の方法が、何時の間にやら進んでいるのかもしれないよな、とか思ったのだった――←オチがつかなくて無理にまとめたけども、実はあまりまとめる必要は感じていない――。


Thu 2008/04/17

ゲームSFC版wiz6

で、AC版上海IIIグラIIをついつい遊んでしまいながら、シレンクリアした勢いで、 ほんまやったら、helo3かうみねこ、てとこやねんけども、wiz#4クリアしたらば、前にリタイアしたwiz7の事を思い出して、安くなったPSのwiz7にリトライしとかんとあかんなー、て気分が沸き起こって、前編と言えるこっちからおさらいしようとwiz6を始めたんだわ。

wiz6の方は出た時に買ってクリアもしてるけども、システムがすっかり変わってしまってて、ちょいとダンジョンマスターぽいゲームになってるねんけども、ダンジョンマスターよりは(私の気分としては)ぬるくて、一方のストーリー性はこれまでのウィズよりはすっとあって、アドベンチャー要素が強いゲームになってる。

ここまでのウィズを継承してるゲーム、と思うと多少期待はずれかもしれんけども、こんなゲームと思ったら充分楽しめる面白いアドベンチャーRPG(今勝手に名前をつけた)です。

↓雰囲気楽しめるリプレイをぞうぞ。

で、すっかり忘れてて、えっちらおっちら進めて、ようやっと墓場の島までやって来て、墓荒らしやってた訳やけども、なんか墓碑銘が笑えてさ。システムすっかり変わったけども、これってウィズテイストだよなーと思って、一通り荒らし終えてから、ちょいと墓碑銘スナップ撮ったんで、ここに公開。






で、改めて、日本には墓碑銘て習慣ないよなーとか思って、ちょっと調べてみたら、面白い墓碑銘紹介してたんで、そこにもリンク。

死の総合研究所(デス・ウォッチング)
欧米の墓碑銘

自分の墓碑銘て、自分じゃ読めないんだよなー、とか思うと、これこそが完璧な言いっぱなしではあるけども、死人のスルー力も無敵だよね。


Sun 2008/04/20

メモ生きる力

不平不満の多い(と、私にとって思える)人って、生きる力が強いって感じで、凄く好き。

#この頃やっと、相対化する事をちょっとだけ覚えて、私はどっちかで言うと不平不満が少ない方なんだ、と分ったのだった。
#ちょっと前までは、世の中には怒りっぽい人が「多い」なぁと思っていたのだ。

one of themを自認する私は、すぐにこのぐらいでええんとちゃいます。と、思ってしまいがちやねんけども、one of themの私たちがしなきゃいけない事ってのは、もしかしたら、権利を拡大して、義務を軽減するって事なのかもしれないよな、と、思わせてくれるんだわ。そんな人って。


Tue 2008/04/22

ゲーム東方

雪

どこからともなく東方がやって来て、存在は知ってたけども、元々シューターて訳でもないし、「弾幕」と聞いたらむしろびびるぐらいなんで、特に遊んでみたいとは思ってなかったんやけども、折角なんで遊んでみたら、なんか凄くよかった。

画面がほんとに綺麗で弾幕が万華鏡みたい。それに、音楽が又ものすごくいい。なんか泣きそうになる曲。

STGやのにからこんな設定てのも新しい、つか、まぁ時代を反映してるんやろけども、世界観を感じさせるSTGになってる。

いやさ、まだ始めたばっかなんで、だから逆にそんな部分に感動するってのがある訳やけども、こりゃ評判になるはずだわ、と納得した。

で、キャラが一番私好みだった、魔理沙でプレイしたんやけども、聞くところによると、「よくない」選択なんやって。

それでも何でも、とりあえず難易度easyで最初のボスにまでは辿りついたけども、そこまでで既にボム使い果たしてて、てかボムが2個しかないのにその時気がついて、てか、パワーアップアイテムの「青いヤツ」を罠だと勝手に思い込んで、敢えて避けてみたりしてて、そりゃもうどんくさい。

#てか、「予習」が足りてなさ過ぎると言ったほうが正しいのかも。やってから考えるタイプなんです。はい。

まだまだ先は長いけども、すごく綺麗なんでスナップ撮ろうとしてから、DirectXだったんだと思い出して、うーむこりゃめんどいと思ったけども、リプレイ機能がついてるんで、なんて親切な設計なんだと思って、リプレイ撮って、それからスナップ撮った。

勝手にすごくむずいんだ、と思ってたけども、難易度も何段階かあるし、残機もちょっとは増やせるんで、音楽と画面を楽しむってつもりでプレイしても結構楽しめそうよ。


Tue 2008/04/22

ゲーム東方part.2

花火

で、魔理沙でとりあえずノーコンティニューで2面までは行けるようになったけども、ボムはすぐになくなっちゃうし、折角の早い移動速度も、アイテム回収に上手く利用できないばかりか、大きく動きすぎてしまう、てな弱点にも思えて、もっと素直に謙虚にやりやすいキャラを使ってで攻撃パターン把握した方が先々ええんとちゃうやろか?とも思えて、霊夢に変更。

#ものすごく個人的な理由で、つか、近しい知人に巫女さんやってた人が居て(バイトじゃなくて本職)、あんまり色んな部分が違いすぎるんで、キャラとしての「巫女さん」てのが、どうも好きになれないので、敬遠してしまったてのがある。

たら、びっくりするぐらい難易度が下がった(ように思えた)。いやいや、ホーミング便利すぎる。アイテム回収が俄然楽になった。後、ボス戦も弾幕避けにずっと集中し易くなった。

ても、まだまだあかんと思えるとこが沢山沢山あるけども、霊夢やったら、1面はボム使わずにクリアできるみたい。で、2面のボスのとこでさ、なんとかなりそう、とか思って、無理してボム残して死んでしまうってパターンが無駄に多くてそれはそれは悔しい。

現時点での私のじつりきは、ノーコンティニューだとそんなもん。

リプレイ撮れなくなっちゃうから、コンティニューするかどうかは結構迷いどころやねんけども、次の面が見たいのと、次の弾幕が見たいのと、次の曲が聞きたいのと、次のボスがみたいのとで、コンティニューしちゃうと、4面までは進める、てとこ。

練習モードもあって、とっても便利やねんけども、さっきやってみようとしたら、1面しか選べなくて、まだ、ゲームプレイ「以外」の部分での操作もよく分ってないぽい。

後、押しっぱなしと連打の使い分けもダメ。後になってから、あそこは連打やった、とか、あそこは押しっぱなしやった、とか思う。

にしても、今日ちょっとニコニコの東方のリプレイ見たら、元々ハンパないプレイが多いゲームやとは思うけども、全然避けてるみたいに見えないのに全然当ったりしないで、そのくせむっちゃ自由に飛び回ってアイテム集めしてて(しかも上の方で!!)あんな移動パターンてアリなの?!とすごくびっくりした。


Sat 2008/04/26

日常たけのこ

冬の間は寒いんで何もしてなかった山やら畑やらをちょこちょこ見に行くようになった。

頻繁に、て訳でもないけど梅雨に入るまでに草刈りを済ませとこうかと思ってるのと、たけのこが竹になってしまわないうちに取ろうてのとか色々あって、ここんとこの休みの日は、天気がいいと大抵野良仕事。

で、こないだは、私の竹林に筍掘りに行ったんだわ。父からつるはしと鍬が一緒になったみたいな農具借りて。

ら、ありゃ、みあたらん。うーん。ここらは日当たりが悪いからまだなんかなぁ。と言ってた先から、目の前に高さ1mぐらいのもう「筍」てよりは「竹」と呼びたいようなかなり伸びきったやつ発見。

く「ぎゃー。おとーさん、あったあった、てかもう竹やし。もって帰る訳にはいかんけども、竹になってもまずいから、掘り出して倒しとこ」
だ「おお、立派過ぎるなー。蹴倒したれ」

と言う事で蹴りつけたら、筍とはいえ(でかいけども、まだ皮がついてて、筍のようには見える)やっぱ竹で反動がすごかった割には折れなかった。

で、おとーさんにそのでかいの掘るのをまかせて私は他のを探しに。

てのは、道具は一つやし、ここは、前にも書いてるけども、狭いと言うよりは、急斜面で(見る人によっては、小さい崖て感じになるかもしれない。道の下側にあるし、急斜面の先は川原やし)、道らしいもんもないとこなのと、だんなは筍堀をした事がないと言う事なんで、私が筍探しながら先行って、みつけたら、処置してもらう、みたいな感じにしようと言う事になったんだわ。

先に進んだら、又、3日もしたら竹になります、みたいな育ちすぎた筍一本。あかんわー、これもでかすぎるわ。よろしくー。てか遅すぎたんかねぇ。

と、どんどん下に下りていったら、おお、土から出たばっかみたいな可愛らしいやつ一本発見。おとーさん!食べれるやつあったでー。ここやからねー。と、伝えて、今度は横に進んだら、又ちっちゃいの一本。

てあたりで、2本倒してきたおとーさんがやって来たんで、掘って貰う事にしたんやけども、周りからいくんやで、結構深いからね、と言ったにも関わらず、刃を当ててしまって、切り目が入ってしまった。あーあ、と思ったけども、食べるのがうちらなんで、お持ち帰り。今度は上手い事やるからな、と言ってた2本目も失敗して、ありゃりゃと笑ったら、初めてやねんからしょうがないやろ、と言われて、あーそーやったそーやった、と思い出した。

その後、竹状筍一本倒して、生えかけで傷が入ったみたいになったちっちゃいやつも、これは食べれそうにないから、やっぱり倒して帰ってきたよ。

実家に寄って、鋤だかつるはしだかよーわからん筍堀具を返しつつ、掘り損ねたけど要る?と聞いたら、ここんとこ筍続きだった(他の山にも生えてるし、放っておくと竹になってしまうのでやたらと放置もできない)のと、すごくちっちゃかった上に切れてて、あんまり食べるトコなさそーなのとで、あんたとこで食べー、と笑いながら言われた。

うちに戻って、折角なんで、皮むきも一緒にして、どんな具合なのか知らせようと思って、だんなと一緒に一本ずつ皮をむいたら、筍てば、皮がものすごく多くて、食べれる部分がごっつ小さいてのをここで初めて知ったみたいで、こんなんかー、詐欺みたいやー、と言ってて、面白かった。

ここんとこ筍続きで、流石に土佐煮にもちょっと飽きてきてたんで――でも筍は好物で、私が好きなのを知っているので、時期には皮付きのを送ってもらっていた――今回の筍は、ゆでてから、1本は酢味噌で食べて、後1本は冷凍にした。


ゲーム東方part.3

東方は、画面がものすごく綺麗で音楽がいいのもあるけど、1面がそんなに長くないのと、面ごとの練習モードもあるんで、長時間集中力を維持しなくても大丈夫な感じが私にやさしく思えて、がっつり、て感じじゃなしに、ひょこひょこ、て感じで遊んでる。

そうこうしてたら、なんやかんやで、easy1、2面はノーミスでクリア出来るようになって、3面練習開始。

ボムを残して死なないようになる、てのが、差し当っての悲願で――使い所が決められない。1面2面共に、使わなくてもクリアできるようになったけども、「現時点」よりもっともっと前に進めたいのに、ケチってしまったばっかりに終わってしまう事の方が悔しい。――、「無理」と「行ける」の判断が出来るぐらいにはなりたいと思っている。

後さ、慣れてない面てさ、誰でもそうなんかどうかは分らんけども、弾幕ばっか見てると、ついつい弾にこっちから寄ってしまうような事が、私の場合は結構あるのよ。ある程度パターンが身につくと何時の間にやらなくなるけども、そうなるまでには、結構はまる罠でさ、動いてく自機に、ちゃうやろちゃうやろ、と自分で突っ込んでるて状態になって、結構空しい。

で、リプレイ見るときは元より、プレイしててそれやった時なんて、ほんっと悔しくて、あーもう私のばかー、と思ってしまう。

だけども3面はすごく短くて、体感的にも結構楽ぽいんで、ちゃんと練習したら、なんとかなりそう。

#こうやって、やりかけゲームがどんどん増えてしまうのだった。流されやすいなーと思う反面。流されるのって楽しいなーとも思えるし、だけども、もっともっと1つのゲームに沢山時間をかけたいとも思うし。一方、やった事ないジャンルにも触れてみたいとも思うし、んー、でもこれって幸せな悩みではあるな。


Tue 2008/04/29

日常手術立会い

一昨日の事。

何時ものようにのんびり朝寝してたら、誰かが来たぽい、と言うか玄関から声がする。

私より先に起きただんなが話してて、その声でようやっとちゃんと目が覚めて、あらら、おばちゃん?!と、慌てて私も玄関へ向かった。

く「あー、おばちゃん?!どしたん?まぁ上がって上がって」
伯母(以降お)「ここでええよ。ちょっと今おとーさんとこ行ったんやけど今出かけたみたいで」
く「そーやったん?ここでええんやったら、まぁここに座って」
お「寝てたんと違うん?」
く「うん。そやけど、そろそろ起きんとあかん頃合やったし」

で、話を聞くに、ちょっと前から歯の具合が悪くて(つっても総入歯)、今日歯医者に行ったら、上あごにできものみたいのが出来てて、うちでやってやれなくもないですけども、安全を期すって意味合いで、地域医療センターに行った方がいいよ、と言う事で、医療センターへの紹介状貰って、受付時間終了の11:30までに行くのに、よしこさん(仮名・おにいの奥さんで伯母から見たらお嫁さんにあたる)とこに電話したら、留守で、それじゃおとーさん(私の実父)にお願いしようとしたら、留守で、おかーさん(私の実母)に、と思ったけども、母に言ったら私を呼ぶ事になるから、それなら最初から、と言う事でうちんちに寄ったんやって。

あらあら、そんな事情やったん?んじゃおとーさん(これはダンナの事)居るから送ってくわ。ても、うちのクルマやったら、二人で行く事になってしまうなぁ。ちょっとここで待ってて。うちの方(これは、私の実家の意味)に行って様子聞いてくるわ。おとーさん(これはダンナ)には、とりあえずクルマ取ってきといてもらうね――うちんちの駐車場はちょっとうちから離れてて、チャリでクルマの所まで行くのだった――。

で、実家で聞いたら、父はちょっとしたおでかけなんで、じきに戻ると言う話。間に合うようなら、父のクルマを借りた方が、私も一緒に行けるからいいなぁと思っていたら、ダンナがクルマ取ってくるのと、父が戻るのとがほぼ一緒ぐらいになって、なんだかなぁ、と思いながら、んじゃま、うちらで行ってくるから、と、父のクルマで伯母、母、ダンナ、私の4人で医療センターに向かった。

こっちに戻るまで知らんかったけども、前に市の中心にあった(私がむ下を出産した)市民病院は「なくなって」いて、代りに、総合医療地域て感じの場所が、同じ市内でも、旧市内よりはもうちょい離れた場所に出来てて、その中心になってるのが、件の「地域医療センター」で、話はよく聞いてたけども、行くのは今回初めて。

地元とは言え旧市内育ちの私には、ちょいと土地勘の無い場所やねんけども、看板あるやろ、と行ってみたらちゃんと立ってて、看板に従って田畑の中を走っていったら、ほぉ。色んな施設が建ってる。ここらへんってこんな風になったんやー、と思いながら、地域医療センターに入った。


地域医療センターは、私が知ってる(程度の)総合病院の中では、「神戸大学医学部付属病院」と形と言うか、ありようが似てて、ただ、ここは、最も最近行った総合病院が神大付属だったからなのかもしれない。

にしても、似ている、てのは中々便利なもんで、なんとなく何がどこにあるのかが分りやすくて、総合受付手続き済ませて、2Fの3番受付で案内してもらって、口腔外科の待合へ。

患者が高齢者と言う事もあってか、一緒にどうぞと言ってもらえたんで、私も伯母と一緒に診察室に。

話をして、診察して、レントゲンを撮って、レントゲンと一緒に口の中にできてたぽっちりの説明。

上あごの骨の部分に膿がたまって広がっていって、とうとうこのぽっちりとして、顔を出した。と言う事で、このぽっちりをどうこうするよりも、この骨の奥にある膿を取ってしまわないとダメですね。手術になります。

お「それじゃ、入院するんですか?」
お医者さん(以下い)「どちらでも行けますよ。入院した方が点滴が出来るいくぶん回復は早くなるかもしれませんね。通院ですと、手術の後2、3回通院してもらいます」
お「周りに世話かけるよりは入院がいいです」
い「ただ、入院となりますと、かなり先になりますよ。予定も見てみないと」
く「通院だと、何時頃手術できますか?」
お「連休明けすぐにできます」
く「通院でも問題ないでしょうか?」
お「ご本人も元気そうですし、大丈夫ですよ」
く「通院の手伝いやったら、大丈夫やし、早い方がええない?」
お「そうやね。2、3回やったらそっちのほうがええかしらねぇ」
く「それじゃ、通院でお願いします。後、費用はどのぐらいかかりますか?」
い「ああ、10万ですかね」
ここで、私と伯母が顔を見合わせたのを見てたお医者さんが、
い「いやいや、冗談ですよ。そんなにかかりませんよ。私も金額はよく分らないですけどね(笑)。」
く「あーよかったー。」と、顔を見合す。
と、スケジュールを見てたお医者さんが、今日の午後2時過ぎなら手術出来ますね。どうします?」
へっ?と思ったけども、待ってても良くなる事はないし早い方がいいかな、とか思って伯母を伺うと、イマイチ把握してないぽい。
く「おばちゃん、今日のうちに手術できるみたいやけど、どうする?入院やったら何時になるか分らんし、どーせやったら早い方がええない?今日の午後なら送り迎えもできるで?」
お「そうなん。そうしてもらえるんやったらそうしょうかねぇ」

てな感じで急遽今日の午後の手術って事に決まったのだった。(つづく)


で、腫れて入歯が入れられなくなるから、しっかり食事をとっておいて下さいって話だったんで、それぞれ家に食べるもんがあるって事で、1:30ぐらいに迎えに行くからと言う事でとりあえず解散。

迎えに行ったら、おばちゃんはもう家出てて、今度はうちらとおばちゃんの3人で医療センターに向かった。

予定の時間よりも少し遅れて名前を呼ばれて診察室に入ったら、今から始めますと言う。手術と言うから手術室に行くのかな?と思ってたけども、診察台でそのまま始めるらしい。ああ、歯科の手術だったら、そのままの方がいいのかもしれないなーと思いながら、ここで待っていてもいいんですか?と聞いたら、気さくな雰囲気のお医者さんは、大丈夫ですよ、と言うか手伝って欲しいぐらいですよ、と笑った。

大手術、て訳じゃないみたいやったけども、上顎の骨のところにある膿を取る為に、歯茎から切開する、て話で、全身麻酔になるのかなぁ?部分麻酔なのかなぁ?とぼんやり思っていたら、部分麻酔でするみたいで、最初だけ、少しちくっとしますよ。痛かったら、手を上げてくださいね、と、先生が伯母に言っている。

歯医者さんによくある、水だかなんだかを吹き付ける管みたいのを看護婦さんの一人が持って、口の中に吹き付けつつ、先生が切開を始めた。

あんな場所切るんやから、ちゃんと麻酔効いてなかったえらい事やで、と思っていた私は伯母の手が上がらないか、と見ると、動きは無い。てもおばちゃん、無駄にガマン強いからなーと思ってたけど、そんな事もないみたい。先生の話に返事が出来るぐらいやねんから、ホンマに大丈夫なんやろ。

先生の手は忙しく動いてて、結構どんな様子になっているのか気になる。と、ここですよ。と呼んでくれたんで、診察台に近づいて切ったところを見せてもらった。

おお、歯茎を切って、その裏側が見えて、そこに、「何か」がある。これが、膿になっている部分らしい。

ここの先に、さっきのぽっちりがあるんですよ、と開いた歯茎の裏側から、ぽっちりに繋がっているのが分るように、器具で、示してくれて、ほぉ、なるほどなるほど、こっち側に原因があったのがよく分る。

それに、「膿」と聞いた時には漠然と「どろっ」とした状態のものを想像してたけども、かなり前からあって育って広がっています、という風に先生が説明したその「膿」は、長い期間(大きさから言って、2、3年は経ってるでしょう、と言う話だった)を経たからなのか、「塊」状態で、上顎の裏側に貼り付いてるようにある。

これを今から取ります、と言って先生は「膿の塊」を取りにかかったんやけども、当初、「膿」と聞いてて、「吸い出す」のかなーと思ってた予想はすっかり外れて、何と言うか「こそげ落す」とか「はつる」て感じの、中々の力技。とは言え場所が場所なんで、ちょっとずつ外しては、洗浄、てな感じ。

口腔「外科」とはよく言ったもんだ。外科医てのは、ほんと「技」が重要なんだなぁ、と、実感した。

がりがりと、「膿」を一通り取ったところで、こうなりましたよ。今から閉じます。と言う事で、もう一度切開した場所をよく見せてくれた。おお、取れてる取れてる。

その後、縫合。あんな場所縫うってどうするんやろ?てかむしろこっちの方が怖くね?ずれたらアウトやし。

そしたら、これが歯茎用なんかどうかは知らんけども、釣り針みたいな形に丸く曲がった針を用意してて、そこに糸を通して、ラジオペンチみたいな形した道具を持って、それで歯茎の上下を繋いで、出て来た糸と元の糸を、これまたラジオペンチで合わせて括る。それを何度も繰り返して、切開した場所は塞がった。目を見張るような技だった。


手術が終わってから、取った膿の方の検査もしておきましたよ。悪性じゃありませんでした。との話。実は伯母が一番心配していたらしいのが、そういった可能性で、至れり尽くせりの対応に、とても頭が下がった。

後になってから、この手術立会いて、ある意味病院側の「自衛」て側面もあるのかもしれないなー、とも思ったけれど、すごくいいやり方のように私には感じられた。

てのは、「不明」である事が、方向違いの猜疑心や不安を生んでしまうって、結構ありがちな事のように感じてて、悪い部分や、対処の様子が全て明らかになった、てのが、私をすごく安心させてくれたのだ。

後、手術の現場を見ることで、妙な言い方やけども、「ミスは不可避」だと言う事をちゃんと実感できたのも、ある意味よい体験だったと思う。

ただ、誰もがそう感じるのかどうかは分らないし、後になって伯母から、居ってくれたのは心強かったけど、「怖いもの」見せて悪かったねぇ、みたいな事を言われて、ああ、そんな風な感じ方もあるよなぁ、とも思ったんで、微妙ちゃ微妙。

母も、ダンナも、そんな場面には、出来れば立ち会いたくない、みたいな事言ってて、見りゃ印象変わるのになー、とは思ったけども、印象変わるかどうかも分らんし、そもそも嫌がっている人に見せる、て訳にもいかんしなぁ、とは思った。

後、今回は大過なかったから良かったけども、もっと重篤なことになってたら、みたいな心配を伯母はしてて――後々の対処とか、私がタマタマついて来たのにそんなの聞かされたら可哀想だ、みたいな心配もしてたみたい――、ああ、おばちゃんらしいなぁ、とは思ったけども、私は、重篤な事になった場合の事は、重篤な事になってから考える方なんで、まるで考えていなかった。今になってみても、やっぱりそんな時にはどうしよう?みたいな事を上手く考える事が出来ない――具体性のない物事への対処法を考える事が苦手、と言うかまるで出来ない――。


その後、伯母の経過は良好、と言うか、翌日には「買い物」にまで出かけてて、ものすごくびっくりした。

麻酔をかけて顔にカバーかけてた伯母よりも、現場を直で見てた私のほうが、事を「大きく」――と言うのは変なのかもしれないけども、手術の規模からしたら、元々通院も出来るぐらいなのだ――捉えてたんだな、と思うと、それはそれで可笑しいもんだよな、と思ったのだった。

あー、後、心配してた費用やけども、お薬代込みで、わずか3000円ちょい。このお値段の安さが、伯母を安心させた、て部分もあるのかもしれないなぁ、とも思ったけども、あそこまでやってたったの3000円て、申し訳ないなぁ、てのが現場見た私の感想。

もちろん、お医者さんの給与とうちらの支払う医療費てのは直接関係の無い部分だけども、実費だけを考えても、レントゲンやら道具代やらある訳で、これだけで済むてのは、助かりもんだよなぁ、とは思った。

だけども、切って終わりとならない類の病気や状態となると、その都度3000円+交通費、でも大変だし、それが入院ともなると、それはそれは大変な出費にもなるし、だいたいが、健康保険料て、決してお安くはないんで、これはむずいむずい問題ではあります。はい。



end

INDEXに戻る
inserted by FC2 system