0
女の子理論―蒸し返しの謎を解く―ってのを読んだけども、しょっぱなから躓いた。
ここで「内心」となってる部分、私ならば「全て」口に出して言うように思う。これを女性心理と結び付けるのが分らない。と言うかこう言う一般論ってむしろ迷惑やな、私は。むむ?あらやだ。もしかしたら、これって、もう「女の子」じゃないって証明になってしまうの。
#尤もこの例のような場合、私の最大のキレポイントは、「勝手に決めて勝手に他の店に行き始めた」って部分で、私なら、こんな事があったら、「アナタが他の店に行きたいのは分った。でも、私は行きたくないからもう帰るね」と言って帰る。ゴネる気もしない。
何と言うか、勘違いの勝手な「察し合い」よりは、言葉にした方が分ると思う――と言うか、私個人は、「察し」てもらえない事はあまり気にならないけども、「質問」させてもらえない場合の方がしんどい――。で、このケースはどっちも「内心」の部分を告げる事無く勝手に判断してて、これじゃケンカになるのがむしろ自然だと思った。
で、前の事を出すのを「蒸し返し」と呼ぶのもおかしいと思う。何らかの共通の経験(から得た知識等)があったなら、「次」は大抵それを「前提」に行動を決める訳で、謝ったから「終った事」にするのが分らない。
失敗に対して求められるのは、同じ事を繰り返さない事で、謝罪じゃないと思う。つーか謝らなくてもいいから繰り返すな。
そりゃま、下着やら服やらとかはデート「ならでは」だと思うけども、それ以外の部分に関しては、どっちもひどく横着なやり取りに見えたんやけども、こーゆーのは、「恋人」になら求めてもいいのだろうか。相手にテレパシーを求めてるようだ。
これがこの頃の傾向なのか、私が違っているのかどうかもよく分からないけども、「察して」ほしいと思っている「女の子」って多数派なのかなぁ。「察して」欲しいんじゃなくて「聞いて」ほしい、てのが、どっちかで言うと正しい気がするねんけどな。
ましてや言葉の解説は、蛇足も蛇足。「誰もが」こう思うってもんでもないねんから、下手したら大きなお世話になりかねないんじゃね?聞かなきゃ分らんだろうよ。
#だけども実際には「聞く」てのが一番むずいだろうなー、とも思うけどね。話したり決めたりはしたいけども、聞くのは好きじゃない人って少なくない。
だんだんホームシティも育って来た。
自分が苦手な面、みたいのがやっと分ってきた。
と言うか、ようやくスカーミッシュのマップって元々アメリカの13州だけが舞台になってるんだなー、てのがちょっと前に分って――それが分るまでは、何で前と同じマップが出るんだろ??とか思っていた。――、それから、たとえマップが一緒でもメンバーとか初期配置によって違ってくるんだなー、てのが分って、それから、初期配置やメンバーだけじゃなしに、初期設定も微妙に違ってたりするんだ、みたいに、プレイそのもの以外の部分にもようやっと目が届く程度には余裕が出て来て、そこでようやく「苦手があるのが分る」に辿りついて、さて、どうしてくれようか。と考えてる。
苦手、と言うよりも、(たぶん)こんな時にはどんな戦略を取るのがいいのかが分ってなくて、きっと「定石」みたいのがあるんやないんやろか?とか思ってるねんけども、その「定石」らしいもん以前に、友軍との連携がダメぽい気がする。
友軍も相手チームもCOMなんで、チャットがどのぐらい有効なのかも分らんけども、本拠地が急襲された時なんかに、「援軍を」みたいなメッセージを送ると、ちゃんと友軍が送られるのね。もちろん私も送ってるし。んで、これを発展させて「フレア」てのを送ったらば、同時に攻め入る事が出来るんちゃうやろか?とか思ってるねんけども、つーか、前にフレアを出したにも関わらず、こっちが攻めるよりも前に攻め込まれてしまって、出した場所までうちんち軍が行けなかった事があって、とっても心苦しい思いをしたんで、フレアを何時出すのがいいのかな〜?な疑問があるのよ。
後、砦を作る時にフレアを出すのは、友軍にだけ見えてるのかな?
いやさ、困っているのは、敵チームが陸続きじゃない場合で、相手側を攻めるには、どうしても敵地に上陸せんとアカン訳やけども、出来たら同時に上陸作戦ををするか、そじゃなしに、後方はまるっきりお任せするか、そんなコンビネーションが組みたいねんけども、それってどうやったらええんやろか?COM対戦のスカーミッシュでチーム対抗でする事にちょいと無理があったんやろか?
あー、後、もしか今後ダンナがこのゲームを遊んでくれるようになったら、うちらチーム対COMチームみたいのもやってみたいな。出来るんかな?
今日の友軍はドイツのフリードリヒ大王。
負けた時の友軍の盟主って、何故か気になって大抵後から調べて、ほおおぉと感心する訳やけども、この際なんで、今回の参加国の盟主について一通りリンクしてみようかと思う。
あっ!?オスマン帝国は、私なんで分らん。後で調べよう(かな)。
年代がかぶる辺りでオスマン帝国にアタリをつけようと考えて、登場盟主について読んでたら、かなり年代に開きがある事が分った。同時代に戦うってありえねーじゃん、と思ったけども、そう言えば、最初にプレイしたキャンペーンじゃ、時代がどんどん後になっていってて、途中で7年戦争とかの影響もあったりしたんで、このゲーム結構広い時代をカバーしてるんだよなー、と、無理やり納得してみる事にした。
やっとカリブの屈辱を晴らした。
陸続きじゃないとこはどこも苦手やけども、ここでは前回進化は進んでいながらも先を急いで自滅に近い負け方した上に、何をどうやったら良かったのかもイマイチ掴めなくて、一昨日愚痴ったまさにそのマップ。
今回も、会心の勝利とはいかんかったけども、フレアを送ったのがちゃんと功を奏した雰囲気あったし、(1)本土(?)を守ってもらえるようにの「祈り」を込めて何時もよりも多い目に援助サマリー送ったりと、(それなりに)これまでよりも友軍に配慮してみたりもした。
今まで配慮してなかったのかと言うと、どういう風にするのが「配慮」なのかが分らなかった。と言うのが一番近いんじゃないかと思う。何で砦を作る時にフレアを送るのかなー?とか、ここを攻めるってフレアが送られても、そんなの見てる余裕がなかったりして、何か言ってたよなー?と、チャットの履歴を見て、そうなってるのが後から分ったりしてた。
今回の友軍はロシアのイワン雷帝で、今まであんまりいい思い出ないねんけども――あっちにしてもそう言う事になるんやろな。COMの「心証」は分らんけども、AIはこれまでの戦歴を記憶してるらしいから、前回とは又違う方法使うようになるのかもしれない――、前に失敗したマップだー、と思っていたらば、最初にイワン雷帝から、敵が攻めて来るまでは何もしない方がいいよ――もっと偉そうで大仰な表現だけども、台詞そのものは忘れた。前回はそんなメッセージは無かったと思う――げなメッセが届いた。
おお、ほんまにアンタの言う通りやなぁ、と思いつつ探索するに、この本土は狭いし資源も少ない。イワン雷帝の町の中心の近くにある先住民の村にうちの交易所を作るのは気が進まない上に、本土の交易所はあまり使える気がしない。
この島は多少「お任せ」な気分と、木材節約のつもりで兵隊はガリオン船で作る事にして西の島に早々に向かう事に決めた。
で、色々不手際と思える事もあったけども、何とか泥くさーく、勝った。
←これが、勝利画面の時のミニマップの状態で、敵色のものがまるっきりない状態にまで持っていけた、と言うと聞こえがいいけども、前哨が足りてなかったのか、中々島の中の状態を把握しきれなくて、北側の島にある人も物も全て破壊したにも関わらず勝利宣言が出せなくて(と言うのは、敵が撤退宣言をしなかったから)、困っていた。
どっかに何かが隠れているんだろう。とは思うねんけども、少数部隊じゃ下手したら返り討ちやし、かと言って、かなりの数の兵士を上陸作戦に使っている上に、二つの島に分割してるオスマン・ナオケ軍は、中途半端に兵士を分散させてて、残党を探すのが中々困難な状態。
ホームタウンから送ってもらった騎馬部隊と、本土に後から作った騎兵育成所で作ったハサーとを走らせて、やっと最初の町の中心の北側に残党の中隊が居るのを発見して、結構減ってしまってた船を廻して一軍を本土に戻して、ようやく勝利宣言に至った。
にしても、ええっ!そうなの?とほんまにびっくりしたのは、今回の敵になってるイギリスのエリザベス女王が、2個目の町の中心を破壊してたら「どうぞ、お慈悲を」(←声優さんがちゃんと心を込めて芝居っ気たっぷりに言う)みたいな事言い出して、そうか、撤退してくれるのかー、と思ってたら撤退宣言はなし。
っかしーなーと思いつつ北の島を巡っていると、今度は、「お互いに随分疲弊しています。一時休戦しては?」と言い出す。休戦したいのはやまやまだけども、のんびり休戦出来るほど、うちんち軍の守りは充分じゃない。何しろ戦局を拡大しないと勝てないから、と、無駄に領土は広いのに、人口は既に頭打ちやし、諸研究も進んでるにも関わらず、どこもちょこちょこつつかれてるから、休んでいるうちに攻撃されたら易々崩れそうな所があっちにもこっちにもある訳よ。
COMってしゃべりで欺いたりするんやろか?と、思いつつ探してたらきっちし隠し兵士が居た訳で、すごく勉強になったわ。いやいや、二度とこの手は通じんけども、かかってたら、むっちゃ悔しかったやろなー。つーか、間違いなくリセットやったやろな。
で、対戦なり協力なりのプレイがしたくて、兎に角「環境」だけでも用意してみようと思って、ダンナのぶんのaoe3をばアマゾンで再び申し込んで、インストールもして、プレイしてもらってみた。
チュートリアルを傍で解説しながら遊んでもらって、それから、キャンペーンをやってみる?と最初のシナリオに入ったけども、オスマンの大軍に恐れをなしたのか、それとも、あんまりチュートリアルと違い過ぎたのが気に入らなかったのか、イマイチ気乗りがしなかったみたいなんで、ならば、と、スカーミッシュを出してみたら、こっちはお気に召したみたいで、結構遊んでくれた。
よっしゃよっしゃ、な気分で、後はダンナが慣れるのを待つばかり。
只今は、ダンナはイギリスでの緒戦で中々苦労してるけども、それでも粘って頑張ってる。
んで、その様子を見てたら、かなりオスマン帝国とは違ってるんで、そっかー、国によって全然違うねんなーと感心しつつ、他の国ってどうなってるんやろ?に興味が行って、ロシアをちょっといじったらば、あまりに大味と言うかざっくばらんと言うか、まるっきり違っててものすごくびっくりして、ロシアをばちょっと遊んで、面白いなーと、今度はドイツでやってる。
最初は全然気がつかなかったけども、カードって最初は15枚しかなかったんだー、と今更知って、それからカードの種類もやっぱり国によって違うんだーと分って、こりゃま、ほんとに長い事遊べるゲームになってるよなぁ、と、再び感心した。
海を挟んだ場合の戦闘の、とりあえずの答えが得られた気がした。
海上で戦う事は割と少ないねんけども、それでも、陸続きじゃない場合には、船を沢山用意する必要があるみたい。だから内政も、「材木」を多く集めて、早めに船を作っておく事。
すぐに敵は攻めてこないし(相手のタイプにもよるけども)、たとえ早い時期にやって来ても、船が沢山あったなら、迎撃は割と楽になるねんな。水際での防御を固めて、基本は「上陸させない」事。
で、攻めは、ブリゲート艦、モニター艦による援護がかなり重要。上陸する前に事前に海岸から攻撃できる建物は一通り攻撃して破壊。多少安全が確保されたら即上陸。上陸後もガリオン船でもって援軍を作り続けて攻撃の手を休めない。
妙な色気出して、あっち側でも何とかしようと、入植者を連れて行ったり、探索してみたり、みたいな事はあんまり考えないで、あるもの全て壊して前進して行くぐらいの勢いで行く方がいいのかも。
ただ、「資源」がどのぐらいあるか?てのは多少影響するかなぁ。んでも島マップは大抵「材木」に関しては豊富やから、それでやりくりして行ったらいいかな。
今になってみると、一番最初のマップの時みたく、上陸して、そこで町を作って砲兵育成所を作って、てやり方は「下策」やったなと思う。
にしても、ドイツにはドイツの個性ってもんがあるねんなー、と、違う国をプレイしてみてつくづく思う――ても実際のこの頃のドイツがそうやったんかどうかは分らんけども――。
ドイツてば、何やっても「もれなく」ウーランが付いてくるねん。
ウーランって、ドイツ(プロシア)あたりの騎兵の事ぽいねんけども、本国から何か輸送してもらう時に○○+ウーラン3みたいな感じで、ホームタウンからの輸送がある度に、2騎3騎とちょぼちょぼ勝手に増えて行って、まとめてみたらばいっぱしの騎馬部隊が(ほぼ)自動的に出来てたりするんだわ。
騎馬は重歩兵――たぶん、やけども「重歩兵」てのが、兵隊の中心的存在になってるように思える――に弱いから、結構消耗しがちやねんけども、機動力があるから、急な事態に対処し易くて、簡単に減るからと言って作らないで済ます訳にはいかなくて、だから、こうやってお安くウーラン部隊が作れるのってのが、ドイツ軍の魅力のひとつになってるように思える。
画像は、ウーランよりもうちょっとお高い「戦闘馬車」やねんけども、これも時代が進むと輸送してもらえて、何時の間にか貯まってしまうのよ。
総攻撃しようと兵隊を集めてみると、何だか「馬だらけ」な状態になってて、ドイツてば、人間と馬が一緒ぐらい居ったんちゃうやろか?と、うっかり考えてしまった。
もうじきおとーさんの初勝利。ぽい。
いやぁ、良かった良かった。なんしかPC操作にはあんまり慣れてないし、このタイプのゲームを遊ぶのも初めてなんで、果たして嫌がるんちゃうやろか?と、ちょっと心配してたんやけども、基本的には、戦闘(戦略?戦争?)シミュレーションは好きなジャンルなんで、慣れさえしたらきっと楽しむやろなー、とは思ってた。
で、それなりに遊んでるけども、いきなしスカーミッシュから始めてるし、あんまり勝てそうになかったらば、やっぱ投げるかもしれんしなぁ。と、心配してたけども、どうやら大丈夫ぽい。何か嬉しい。
ユニットとかの覚書。
だんだん、ドイツのホームシティ、ベルリンのレベルも上がって来たよ。で、この際だから、読んでる人にはまるっきりどうでもよさげなユニット情報についてちょぼちょぼ書きたくなって来た。
ユニットについての説明は、ゲーム内にもあって、それを読んだらほぉぉ、と感心する事が色々あるねんけども、ほれ、私プレイでの記録は私プレイアルバムみたいなもん(だと思っている)で、スクリーンショットから切り抜いたり、貼り付けたりしつつ、感想なりメモなりを書きたい訳よ。
#いやさ、そんな事を書くのが好きなのよ。こうやって自分のページを持っていない頃も、ゲームノートみたいの持って、プレイして思ったことや分った事のメモやら資料やらマップやらをごちゃごちゃ書いてた。
#ほんまやったら、攻略サイトにこそ書くような内容やねんけども、攻略出来る程もやってないゲームやし、そもそもこのゲームそのものが「対戦」主体のゲームで、「戦略」や「戦術」はあるとしても、(狭義の)「攻略」と呼ぶようなもんが必要なゲームとはあんまり思えない。
#実際幾つかあるaoeの攻略系のサイトでも、「攻略方」よりは(どっちかで言うと)「データ」が主体になってて、「やり方」よか「判断の為の資料」こそがこのゲームに求められる情報なんだよなー、とか思う。
戦闘馬車 | |
---|---|
キャンペーンやってた時に「大砲」並みの破壊力を期待して作ってみたら、意外にモロくて、これは「損」なユニットだと思ってあまり作らなかった。 が、高いHPと機動力を兼ね備えた、「強い騎馬」として扱うのが正しい方法だったんだ、と、今回ドイツをやってみて分かった。 |
|
モニター艦 | |
最初、船は上陸の為必要なものだと思っていて、攻撃範囲が海から届くところだけってのと、コストが結構かかるのとで、あんまり作ってなかった。 が、どうして海岸沿いに作られたユニットへの攻撃には、反撃されにくいし、移動も楽なんで、船から攻撃したほうがずっと楽で効果的な場合ってのが少なくないのがだんだん分ってきた。 で、このモニター艦は、むちゃくちゃ「射程」が長くて、建物に大して絶大な効果があって、それはそれは魅力的な艦なのだ。 |
|
ウーラン | |
ドイツの特徴らしいウーランは、HPを犠牲にして攻撃力を上げたらしい騎馬で、一撃離脱の遊撃部隊として利用するのがいいみたい。兎に角ただでやたらと貯まって来るんで、同盟国の援助、民間人攻撃、急襲への対応と、使い勝手がすごくいいのだった。 | |
臼砲 | 何て読むんだろ?と、ダンナに聞いたら「きゅうほう」と呼ぶらしい。対建物で、威力を発揮する大砲で、敵地に攻め込む時、これがあるのとないのとでは、攻撃力が全然違う。 射程も凄く長いんで、前で多少激しい戦闘があっても攻撃を受け難い。反面、移動が遅い上に、人に対して攻撃出来ないんで、兵隊を近づけないか、周りを守るユニットを用意する必要がある。 |
砦 | 大砲以外の全ての陸上ユニットを作成出来て且つ攻撃力HP共に高い軍事要塞。 難点は、作成にかなり時間がかかる所で、敵の砦用地を発見したら早い目に叩くと、かなり楽になる。それはこっちが砦を作る際も一緒で、出来るまでは砦馬車及び用地の周りを兵隊で囲んで守る必要がある。 後、「何処」に作るかも重要ぽいねんけども、程よい場所がどこら辺なのかてのは、まだ充分把握してないなぁ。 |
ずっと話題になってあの、職業差別(風俗嬢)についての論争?を追いかけてて、ぼんやり差別について考えていた。
うーん。と思いつつ、何か言いたい事があるのかどうかも自分でよく分からず、論点、と言うかテーマが(自分の中で)分散して行ってしまうので、とりあえず思いついたキーワードをメモと言うか箇条書きにして、気になっているらしい点を並べてみようと思う。
次に、中で、密接に繋がっていると思うものをまとめてみる。
あまりこういった事を日常的に考えたり、問題意識を持って取り組んだりした事がないので、理解が不十分だったり思い違いも多々あるかと思うけども、取りあえず、このキーワードの一つ一つについて、自分がどう考えているのかを順番に書いてみようと思う。
差別は、基本、あってはならないものだ。易々それが出来ないからこそ、してはいけない事と強制する必要があるものだと思う。
憲法の方でも、基本的人権の尊重をキッチリうたって居るのは、それが強制力が必要な重要な事と位置づけられているからだろう。
が、憲法のお墨付きがあろうがなかろうが、差別的な言動に触れると私はものすごく不快感を感じる。「バカ」と投げつけられた言葉は気にならないが、「バカの癖に」と見下しているのを見るとむかつく。売春婦と呼ぶのは気にならないが、売春婦ごときと見下しているのを見るとむかつく。
んで、法的な強制力を持たせる必要が生じたのはなぜかと言うと、差別を正当化させない為にこう言った基本的な拠りどころを定めたのだと思って居る(正当性を持たせる)。
人権って新しい権利なんだと思っている。少なくとも、神が与えたもうたような空から勝手に降ってくる類の権利じゃない。民主主義が生み出され、人権が生まれた。と言うか、これは、弱者が勝ち取ったすごく大きな権利だと思っている。
搾取され、分をわきまえろと言われ続けた人が、「ふざけるな、同じ人間じゃないか」と感じた「怒り」が人権という概念を生み出したんだと思っている。
そんな訳で、私は、尊厳てのは、人権に先行するもんだと思っている。人権という言葉がまだなく、だから、それは差別だと弾劾する事も出来なかった弱者が、それでも誇りを持っていたからこそ、侮辱された「怒り」から生まれたのが「人権」であり、「差別」と言う言葉なんじゃないかと思っている。
娼婦と対になると私が考えている職業が職業軍人だ。男娼と言う言葉もあるけども、男女の非対称性とか、そのニーズを考えると、「体一つで出来る仕事」として、男は軍人女は娼婦と言うのが最初に思いつく。
つっても、それは、最も古い職業が「軍人」と「娼婦」だったと何かで読んだ時に、ひどく得心したからで、何も無い所から出てきたオリジナルの考え方じゃない事を取りあえず。
で、娼婦に比べて軍人って軽蔑され難いように思うよなー、だけども、あからさまに表現してしまうと、軍人って、人殺しを生業とする、てな言い方も可能な訳で、セックスを売るよりも、人を殺す事の方がマシって考えられてるのかしら。
#直で関係ないけども、従軍慰安婦の「強制」が問題だったのならば、「徴兵」も同様と思う。
#軍人が生命を賭けているのに対して娼婦は軍人より生命の危険は少ないと思うけども、反面、精神的にいや〜〜な思いをする事は軍人よりも多いように思う。世間云々以前に、どんな(嫌な)客とでも、てのは、接客が大嫌いな私には勤まりそうに無い(賞味期限が既に切れてるけども)
#で、世間の一部の人による偏見もある。生き続けるしんどさと、死ぬかもしれないしんどさとなら、どっちが私にはつらいかなーと考えると、生き続けるの方がしんどい気がする。
#とは言え、死ぬのが怖いって実感を持ったことは無いけども、「痛みや苦しみ」は怖い。拷問を受けるよりは、あっさり楽に死にたいと思う。
基本的に本人の意思がそこにあるのならばOK。未成年者の場合は、判断能力に問題がある(場合がある)、と言う事で、一応売春に限らず性交渉周辺に関する条例があるみたいやけし、私もやっぱり未成年者の売春は本人にその意思があったとしても、好ましくないと思っている。
売春って難しいな。例えば、うちの息子が結婚したいと言った相手が風俗嬢でも、あんまり気にならないように思うけども(これはうちの子供も、アリと言っていた)、娘がやりたいと言ったら、ちょっと待った、になるように思うねんな(娘居ないけど)。勝手やとは思うけど、親のエゴやな。
だけども、それが彼女にとって「やりたい」事なのだったら、つらいなー、と思いながら認めるのかなぁ。んでも親戚やうちの親とかに打ち明ける勇気はないかなぁ(何て中途半端な)。
なんと言うか、私は売春がセックスワークと言うよりは、肉体労働ってイメージのが強い。体験ないから実際の所は分らないけども、ケアワークの一種なんじゃないかと感じている。それは、「愛する人とのセックス」が良い事だったり素晴らしい事だとはあまり考えてないからかもしれない。
結局、ニーズがある所には仕事がある、に尽きるんじゃないかと思っている。
昨日経済的価値について書いたんやけども、何か足りんなーと思ってた。もうちょっと売春の経済的側面について考えてみたい。
む下は、前に、女はええよなー。体ひとつで大金が稼げるもんなー、男は損だ。と、嘆いてて、実際、私もうちの子だけじゃなしに、借金苦抱えてる男性から同じような愚痴を聞いた事があって、ふうむ。そんな風な考え方もあるんやなー、と思ってた。
アメリカじゃ貧乏人は軍隊に行くって結構よくある事みたいやけども、日本の自衛隊じゃあんまり聞かんよなー。みたいな事考えた事があって、きっと、しょっちゅう戦争やってるトコじゃカネもコネもさしたる能力もない男が大金稼ぐには兵隊になるってのがあるのかもしれない。リスクも大きいけども、きっと給与も自衛隊とか問題にならんぐらいいいんだろうな。とか考えたりもした。
つまりカネもコネもさしたる能力も無い女が「大金」稼ぐ手段としての売春、てのはあるんやないかと思うねんな。
#詐欺まがいの商売が幅を利かせている中にあっては、自分の体一つで稼ぐ仕事と考えると、社会に対する「迷惑」は多くの人を「巻き込まない」って意味で、売春の方がずっと小さいと思う。
#ただ、非合法なだけに、それに従事する人が必要以上に搾取されている、てのはあるんじゃないかと思う。
いや、実際私も若い頃、借金苦に苦しんでた頃、風俗――ソープに行く度胸ないから、キャバレーあたり、と考えていた。知り合いに、キャバレーに勤めて貯まった金で年に数回の海外旅行をしている人が居たから――本気で考えた事があって、その時、どうせなら高く売れるうちに、て気分もあったんだわ。コツコツ10年で返すよか一気に3ヶ月で何とかしてしまって、それでリセットて方法があるのなら、ソッチのがいいかなぁ――具体的な数字はどんなもんなんか分らんし、10年を3ヶ月てのも、モチロン比喩やけども、当時の求人広告に載ってたキャバレーの時給はパートの時給の4倍以上で、それが最低保障って事になっていた。――、とか考えていた。
#が、今回のyukiさんのサイトのコメント欄を見て、やらなくて良かったと思った。売春に対する蔑視って結構強烈なもんだあるんだなー、と、すごく驚いたのだった。なんつーか、これまでは、それが「他人事」である限りに於いては、好まない人もいる一方で必要としてる人も居るんだから、良いだの悪いだの言うような類の事とはあまり考えて居なかった。
#キャバレーと売春は違う、て話もあるかもしれないけれど、キャバレーが建前以上のサービスをやっている、てのは、知ってる人は知ってる話。
んで、高い給与は、差別していいかどうかは別として、そのリスクも織り込み済みてのは確かにあるよなー、んでも、なんつーの。ここまで性が開放されて、参入障壁が下がってる状態やと、売春婦の商業的価値って相対的に下がってるんじゃないのかなぁ。果たして今日びは、キャバレーでパートの4倍の時給がもらえるんやろか?と考えると、「今」の方が失うものの方が得るものよりも大きくなってるのかな。それとも、商品の多様化に伴って、価格の「個別化」がより進んでいるのかもしれない。
その後、色々勉強になるサイトも読ませてもらって、もういいかなぁ、と思ったけども、自分の為のまとめと、せっかくごちゃごちゃ考えたりもしたんで、確認及び証拠の為にここに記しておこうかと思う。
男女の非対称が顕著に現われるのが性って部分だと思う。個人差の大きい事ではあるけども、それでも、セックスに関わる仕事に従事する人の大多数が女性って事と、女は家庭で育児って価値観は、どちらもその非対称から生まれた、表と裏なんじゃないかと思っていた。
ら、何が「差別」であるのか(――検証)@地を這う難破船さんのところで引用されてた文章読んで、おー、それそれ、と思ってさ。
なんかもうこれで充分って気もしたんやけども、体験から感じてた、素朴な謎と言うか葛藤があって、ちゃんと言葉にしてくれてた人が居たんだ、と知っただけでも収穫だと思った。
ちょっと前までは、恋愛結婚ってそんなに一般的じゃなかったじゃない。うちの母も見合いで結婚したし、それより上の伯母辺りになると、やって来た縁談をお受けしてそのまま結婚。うちのばーちゃんに至っては、数えの15で結婚する時に初めて相手にに会ったらしい。
これらは「両性の合意の上でのみ成立」みたいな近代の結婚以前の話で、んでもみんなその事に不満も特に持たず、それぞれそれなりに幸せに結婚生活送った訳で、私は、結婚やセックスには愛情てのが「必要不可欠」なもんだとは、あまり考えてなかったんだわ。少なくとも、恋愛感情がセックスや結婚に先行しなくても、夫婦ってのはやって行けるもんなんだなーと思っていた。
てか、事実として「恋愛感情」抜きでも結婚(含むセックス)てのが充分に成立してたんだから、売春と結婚って大差ないと言えば言えるよなーと思いつつ、んでも結婚してる人にそんな風に言うのは何だか良くないぽいよなぁ、だけどもそれじゃ今度は売春してる人に失礼くね?みたいな割り切れなさみたいのがあって、うーん。困ったなぁ。
に応えてくれたのが上で引用されてる言葉で、おお、これだこれだ。「売る女」と「売らない女」を区別して来たから、こんな矛盾が生まれたのか。
売春と結婚の「契約」の大きな違いと言うか、私のメンタリティ的に、売春はきついなぁと思えるのがこの部分で、これは、不特定多数と致すのが「悪い」と言うんじゃなしに、「選別」できないのがしんどいよなぁと思うのですよ。
大抵の動物(哺乳類)のメスは、オスを選別する。動物に貞操概念などあろうはずが無く、本能に従って、(その時その時で)「性交」を許す相手を決めてる訳やけども――「特定の相手」と「選別」てのは直でスライドしてはいないけども、「不特定多数と特定」を「無差別と選別」に置き換えるのは可能なんじゃないかと思う。――これが売春を職業とする「プロ」ならば、「選別」は基本的には「やってはならない」事じゃないかと思うねんな。
ふつーに、商売で客を選ぶってのはやってはならない事だと思う。対価を支払った顧客には、相手が王様でも乞食でも犯罪者でも親のカタキでも、同様のサービスを行うのが商売ってものだろう。
職業倫理に従う為には、(性欲と言う基本的な)本能を抑える必要がある職業と言うのが、女性の私から見た売春と言う仕事の厳しさで、ヒト度(本能寄り)と人間度(理性寄り)のコンパスがより動物寄り(なんじゃないかと思っている)の私には、ここら辺が最もつらそうだなーと思える部分やねん。愛する(笑)人である必要は必ずしもないけれど、パスしたい相手てのは正直なところある。
もっと極端な例を引くなら、障害者を結婚の相手に選ぶ女性は決してマジョリティーではないだろう。
ここで又、性の非対称を感じるねんな。
当然男なら誰でもそうだってんでもないけども、女はいいよなー、と言ううちの子の言葉の中には、「いい事やった」上に高い金までもらえる、ってニュアンスがあってさ、それが正しい理解なのかどうかは分らないけども、私は、ここら辺に、「多様なメスとセックスをして多様な子孫を残したいオス本能」と、「強い子供が生みたいというメスの本能」から来るズレみたいのを感じたんだわ。
今回、結婚について考えようとして、結婚についてあまりよく知らない事に気がついた。
変な言い方やけども、結婚生活って中身が見えない上に、例えば、学校の授業で婚姻の歴史みたいな事を教えてもらう事もなく、両親や身内の見聞と、自分の体験以外には殆ど情報がないんだわ。
だから、例えば、この頃流行の美しい日本人の美しい結婚がどんなもんかを考えようとしても、具体的に想像する事が出来ない訳よ。
#つかさ、美しい日本って、どのぐらいの時代を前提に言ってるんだろ?と思う。たぶん、私が知ってる範囲内でも、戦前と戦後じゃものすごく価値観が変わったと思うねんな。その戦前かって、例えば明治・大正・昭和(戦前)までは、多少は連続性があるんやないかと思うけども、江戸時代とはかなーり違ってると思うねん。
#私は、漠然と「今」――よりもちょっと前かな私の親の世代よか上の方――の日本人の倫理観(と言うよりは道徳て感じがする)て結構儒教的なもんが底にあるように思うねんけども――「親孝行」とか「敬老」とか――、たぶんこれって、江戸時代に「寺子屋」があるような都会に最初根付いて、学校が作られるようになった明治以降に全国的になったて感じで、決して「脈々と流れ続けている」メンタリティてもんでもないように感じてる。
うーん。庶民の婚姻ねーと思ってたら、ちゃんと覚えてないけども、柳田國男が婚姻習俗なんちゃらてのを何かやってたよなー、と思って今ちょいと調べてみたら婚姻習俗語彙って共著の本があった(読んでないけど)。
これが古いものなのか、新しいものなのかも分らんけども、なんしかまるっきり見当つかん。元々恋愛ドラマとかホームドラマみたいのを好まないからてのもあるんかもしれんけども、昔の日本の夫婦ったって、銭形平次が浮かぶぐらいで、庶民の平凡な結婚生活てのがどんなもんなんかがよー分らん。
ただ漠然と「戦前」と「戦後」には大きな隔たりがあるんやないかと思うだけやねんな。何しか日本国憲法で初めて両性の合意によってのみ認められたんやもんなー、とwikipediaで確認しようとしたらば、おお、この頃良く見る?マーク付の記事になってる。
んま、とりあえずリンクしとこ。日本国憲法第24条。
おお、すっかり元のトコから離れて行ったけども、考えた事の記録やから、ええことにしとこ。セックスを社会的に考えると、婚姻について考えるのが自然な事に思えるのは、私のズレなのかなぁ。ま、ええか。
ずっと微妙に気になってたんだけども、タミフルって新型インフルエンザに対応する為に「備蓄」しとかないとマズいってのが、SARSの時の話やったと思うねんけども、ふつーのインフルエンザの場合でもかかってしまったら割と簡単に処方してるみたいに見えるねんけども、副作用以前にそっちはどうなってるんだろ?
SARSの時には、足りてないて事で問題になってたように思うねんけども、今や余ってるのかな?
なんだかなぁ。
もうここまでに書いてるし、後何か書くとしたら、自分の事に関してだけになるし、てか結婚について書いてみたらまんま自分語りになっていたので、消した。
書いたのを読んでみたけども、私「個人」の結婚観を「みなさま」に公開するのは嫌だ、と、強く思ったのと、私の場合について語る事によって誰にメリットがあるのかまるで分らないので止めた。
二人でするセックスよりも、一人でするオナニーよりも、みんなに見られるストリップの方が恥ずかしいと感じる私のメンタリティに思わぬ所で出会ってびっくり。
こんな辺りにも、結婚についてよく見えないって原因があるのかもしれないなー、と思いつつ、考えてみたら、「みんなで話し合う」類の事でもないよなーと言い訳しつつ、これはここまで。
箇条書きにはなかったけども、「職業差別」について、思ったところを。
「差別意識」を持つのは、しょうがない。私は、はっきりヤクザを軽蔑している。差別主義者と呼ばれても別にいい。差別発言をする事に問題があるらしいけども、それがどうした。人の弱みに付け込んで、金をむしり取り、脅しと暴力で他者を封じ込める。あんなのは人間じゃない。社会のクズだ。
死ねばいいのに。
(元)売春婦本人に侮辱的な発言を投げた人は、同じようにヤクザにも投げつけるのだろうか?もちろん、直で関係ない事は分っているし、こんな例を持ち出すのはずるい、とも思うけど、それなりに味方が居て、実質的な仕返しも損もないからこそエスカレートしたってのはあるように思う。
うちの子が小学生の頃、近くの野池でつりをしてたら、側を通りかかったおばさんに、糸の始末や、針の扱いについて、キツく注意をされたらしい。
む上「おかーさん。むかつくわー。オレそんなんやってないのに、あのおばさんオレに怒って来るねんで。しかもおんなじように側でつりしてたヤンキーぽい中学生には何も言わんのな」
事が売春だから安心して言えるって部分はあると思う。援助交際もそうやけども。言葉を封じ込めるとか、言えなくなるとか以前に、実際に危ないと思ったらば最初から言わなかったり、誰にも注意されなくても、もっと言葉を選んだりもする訳で。そんな卑しい私たち。
ああそうか。私は、葛藤を引き受ける事を拒む姿を醜いと感じるんだ。無茶言っちゃいけないな。