October

Wed 2006/10/04

時事凱旋門賞から

ついつい競馬の話になって、あれこれ読んでた。ウィキペディアのリンクを辿っていくのは楽しいな。


Mon 2006/10/09

ゲームトラキアクリア

勝ったのか?

やっとクリアした。思い残す事は多々あるけども、一応戦死者0クリア。当然リセットの 嵐。後、最も多用したのはターボモード。敵のターンの時は押しっぱなし。

んで、使いたいメンバーが「疲労」していたために、クリアはしたけど最初からやり直した面が 3個ぐらい。これは、途中から攻略サイトを見るようになったからやねんけども、そうじゃなかったら、 間違いなく2,3人は、石になったままエンディングを迎えただろうなー。

敵のパラメータがリセットする度に変わってしまうのが曲者で、いい状態ならセーブ、ダメなら リセット、てのも結構やった。てか、これは無駄に難易度を上げてしまうって 感じで、あんまり良くない仕掛けじゃないかと思った。

それでも、すんごく面白かった。けど、心残りの部分を補完する為に、再びプレイするかどうかは かなり微妙。

とりあえず、一休みしたい――ゲームで疲れてどうする?とは思うけども、他の部分で手を抜いて、 風邪をおしてプレイしてた――。

後、「聖戦の系譜」との繋がりが改めて気になって来て、聖戦の方はプレイ済みやねんけども、 今となっちゃすっかり忘れてるんで、おさらいがてらちょっと遊びなおそうかなー、とも思ったけども、 あれって、「2本立て」なんで、それはそれでしんどいんだよね。


Tue 2006/10/10

ゲームPacific Storm

終わった時の画面

で、旅の記録の続きを今度こそ、と思っていながら、ちょいと見かけたゲームが面白そうだったんで、うっかりデモ版をDL。

ものは、Pacific Stormってやつで、太平洋戦争が舞台のストラテジー。

ムズそうだなー、と思ったけども、そろそろ大仰なのをコツコツやりたい気分もあったし、何より戦闘機とか戦艦とかが見たいなーと思ってさ。

んだけど、デモ版は、こいつもまた英語やけども、12月8日――発売日は太平洋戦争の開戦日。狙ったんだろうなー、と思う。――の発売日まで結構日があるんで、ぼちぼち私に分る程度の読み方――翻訳サイトとか辞書サイトとかのお世話になりつつ――で、遊び方を学んで、面白そうだったなら買おうかなーとか思ってる。


Thu 2006/10/12

ゲームPacific Stormから

ゲームの内容とは直接関係ないねんけども、ちょっと面白い事があったんで、ここに記録。

Pacific Stormのデモで遊ぼうとしてはいるけども、私がDLしたデモは英語版で、トレーニング モードを遊ぼうにも、書いてる事がイチイチよーわからんので、画面キャプチャしてから、それを見ながらとりあえず訳してみて、それから改めて指示に従ってプレイして、大丈夫みたいなら前に進んで、てなヨチヨチ歩きで進めてる。

そんな具合なんで、何べんもソフトを立ち上げたり終わらせたりしながらゲームを進めてるんやけども、このトレーニングモードに入る前のロード画面には、何故か戦争とか戦術に関わるぽい 格言とか名言みたいのが出て来て、それが立ち上げる度に色々変わるんだわ。

もちろんこの格言は、ゲームのプレイにはまるっきり関係ない、ゆうたらロード待ち画面上に出てくるCMみたいなもんやねんけども、それはそれで面白いなぁと思って、これも、取りあえずって感じで、自己流の訳をしてみたりしてる――当然翻訳と言えるようなもんじゃないし、意訳みたいな事するにはいろんな意味で力不足なんで、知ってる訳語を「当てはめて」みて、なんとなくつじつまが 合ってればいいやーな感じ――。

で、その面白かったやつってのは、 ビスマルクのらしい言葉。

ここに、その画面と一緒に引用するね。

ビスマルクの言葉
Fools say that learn by experience. I prefer to profit by other experience.--Otto Von Bismarck

書かれているのが英語で、ドイツ語じゃないんで、この文章そのものが「意訳」なのかも しれないけども、流石に私もこれ読んだ時は、もしかしてこれって、あの「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」ってやつじゃないの?と思ったんだわ。

んでもって「愚者は経験に学び」で、検索かけてみたらば、ほうほう、やっぱこれって ビスマルクの言葉じゃん。当った。

んだけども、面白かったのはそこんとこじゃなくて、by other experience の部分。ほれ、うちらが知ってるのは「歴史」に学ぶって言葉やけども、この文章のまんまやったらば、「他人の経験」に学ぶになるやんか。

そりゃ、「歴史に学ぶ」事の中には、「他人の経験に学ぶ」事は当然含まれるやろけども、結構ニュアンス変わると思わない?

先ずさ、「歴史」ったら、「history」が浮かんで、そこから来るんは、私の場合「過ぎ去った出来事」であって、イマイチ「他者の経験」とは直で結びつかない訳だわ。それにさ、「歴史に学ぶ」って聞いて考えるんは、「歴史上の人物」(≒偉人)とか、「歴史的事件」(≒史実)やったりもする訳やねんけども、これが「歴史」って言葉を離れて、「他者の経験」となると、何だかぐぐっと身近になるような気がするねんな。

それに、「他者の経験から学ぶ」のが「賢者」なんやったら、うちらがやってるあんなアホな事も、こんな馬鹿な事も、賢者の人がちゃんと肥やしにしてくれるって事にもなりそうにも思えるじゃないの。

なんかさ、うちらがよく知ってる日本語に訳された「格言」よりも、この英語の訳(なのかな?)の方が、私は好きだなー。


Sun 2006/10/15

中国地方あっちこっちpart.3

最初にお詫び。先月の旅行の記録のおしまいの方で、「西条」を目指す、にしていたのは、「西城」の間違いでした。西城の人、失礼しました。

行く道で、ダンナが、西城てのは、あの「西城秀樹」の出身地だかなんだかで、地名から芸名を取っんだとか言ってた。

雨はどんどん激しくなって来るし、道はやっぱり周りは山ばっかの結構な田舎やし、かと言って 観光地ぽいところも見あたらへんし、なによりクルマの調子が心配。

な〜んか前にお店があってからもう結構きたよねー。なんにもないねぇ。イザとなったら、このまま鳥取まで抜けるか。とかとか言ってたら、おっ。西城は、なかなか町っぽい。家が並んでるし、交差点には信号もある。つーかコンビニや!あーよかった。コンビニがあるんやったら、クルマ見て もらえるとこもありそうや。

たら、そのコンビニには、「広島最後のコンビニです」みたいな事書いた看板。

く「おとーさん。おとーさん。最後のコンビニって書いてるで。ここでおにぎりとかおやつとか買おとかんとあかんで。寄ろ。はよ寄ろ」
だ「まぁまて。クルマ見てもらう方が先や。お前、ちょっとは余分あるか?」
く「うーん。なくもない。つーか前に銀行みつからんで往生したから、今度は郵便局の通帳持ってきた。郵便局やったらありそうやろ。ここって結構都会やし」
だ「うん。よし。こんなトコはな、農協を探したらええねん」

と、コンビニの前を抜けて橋を渡ると、前方にJAの看板。左手には、スーパーと百貨店を合わせてこじんまりさせたって感じの規模のショッピングセンター(と言うのかな?)。おお、都会やー。

JAの方を見たら、おお、ダンナの言ったとおり、車検・板金げな文字が。てか、広いガレージのある、修理屋さんがあった!ほんまに農協にあるねんな。


Wed 2006/10/18

ゲームDr.マリオ@SFC

やっと勝った

で、英語にちょっと疲れてきたんで、気軽に遊ぼうと、気晴らしゲーム一番の ドクターマリオを遊ぼうと立ち上げたのよ。

今までずっとFC版ばっかやってたのが、気が向いてSFC版をやってたのが、ちょっと前で、SFC版はレベルがカンストしないんだー、とか、エンディング画面がしょぼいー、みたいな事を知ったのもこの時。

んで、こないだまでFEやってた流れで、今回もSFC版をやろうかなー、とゲームを立ち上げたら、ここで初めて、このSFC版にはCOM対戦がある事を知ったんだわ。

へーこんなんあるんやー、とびっくりしながら、LV15のスピードミドルで赤ウィルスと対戦したらば、こいつが強い強い。

全然勝たれへん。攻撃はそんなにも激しくないけども、なんしかカプセルを落とすスピードがもんのすごく早くて、みるみるうちに差を開けられる。

んで、傍で見てたむ下が、言う。

む下「むっちゃ早い。おかーさんも、ちゃんと下入れて、落とすスピード上げんと追いつかへんで」
く「いれとーって。もう押しっぱなしやけども、追いつかん。それにムキになって押してると、今度は出たばっかのをそのまま落としてまうし」
む下「あー、そのコントローラーやったらアカンって、それ、PSのコントローラーやろ。下ボタンがアホになってるやん」
く「うーん。まるっきりアカンって訳でもないし。これでFEぐらいやったらふつーに遊べたし」
む下「こいつの早さ、ふつーやないもん。流石に機械は躊躇がないなぁ。ミスもせんし」

むーん。確かに今のままやったら、勝負させてもらえん。攻撃する以上に相手が消すのが早いし、こっちはなんだかイライラ待ってる感じも気持ち悪い。コントローラー変えよかなぁ。んでも、今PS2のコントローラー外したら結構顰蹙やろしなぁ――ダンナがこないだから、PS版のダビスタをひょっこり遊び始めた――。

と、ちょっと考えてから、おおそうや。とりあえずスピードをミドルからハイにしてしまお。アイツ(=赤ウィルス)は自分からハイスピードで落としてくるんやったら、こっちは、自動的にハイスピードになるようにしたらええやんか。と、スピードをハイにしたら、互角とまではいかへんけども、勝負はさせてもらえるようになった。

やっぱ対戦はアツいわ。もういっちょ、もういっちょ、とプレイしてたら、ケータイの目覚ましが鳴って、ひえ〜、勢いだけで徹夜してしまった。つか、時間がそんなに経ってしまってるのにも気がつかなかった。

にしても、対戦は楽しいなぁ。今まで全然気がつかなかった、私の悪い癖もものすごい実感を伴って、よーく分った。

無駄に連鎖や同時消しを狙い過ぎる。とか、置く直前まで考えてるんで、判断が遅い。とか、連鎖にした方がかえってタイムラグが出てしまう場合があるから、消す時はさっさと消した方がいい。とか、後、ぷよぷよ程派手な攻撃は出来ないから、大技狙ってくのは、対戦だと逆にリスクのが大きいてのも、新しかった。


Thu 2006/10/19

中国地方あっちこっちpart.4

西城の農協らしいとこの近くにあった修理工場(?)にクルマを入れて、中から出てきた青いツナギを着た、20代後半ぐらいに見える男性の整備士の人にダンナが事情を話して、修理を依頼。

それから、近くに郵便局がありますか?と聞くと、市街の方にありますよ、との話。という訳で、ここでクルマを預けて、持ってきた傘を差して郵便局を探す事にした。

く「おとーさん。郵便局、どっちの方ってゆうてた?」
だ「近くにあるらしいぞ」
く「いやさ、近くはええけども、どこら辺か聞かんかったん?」
だ「この先やゆうてた」
く「この先だけやったら、まるっきり見当つかんやんか。もう」
だ「近くやゆうてたから、何とかなるやろ」
く「はいはい。いっつも根拠がまるっきりなくても自信満々なんはなんで?」
だ「ほれ、あそこにある"住民センター"(みたいな看板)で聞いてみよ」

と、そこへ近づいていったけども、中に人が居ないみたいで、なんか入りづらい。

く「なぁ、おとーさん。あそこって、何か観光者相手ってよりは、住民の人を対象にしてるぽくない?」
だ「おお、そうやなー。交番でもなさそうやし」
く「地図とかないんかなぁ?雨で人も歩いてへんし。もう一回戻って聞きなおす?」

と、ちょっととぼとぼ歩いていたら、町役場があった。交番も見当たらないし、まるっきり見当もつかないんで、場違いかなーと思いながらも、ここで、郵便局の場所を聞く事にしてしまった。

町役場の窓口に居た女性職員の人は、一瞬けげんそうな顔をしたけども(そりゃそうだ)、郵便局の場所を教えてくれた。聞くところによると、「旧市街」の方をずーっと進んでいくとあるって話で、うちらは、相合傘で――雨傘一本と、晴雨兼用の日傘一本を持ってたけども、日傘は汚れたら嫌だったので、雨の時にはささない事に決めていた――教えてもらった「旧市街」の方に向った。

雨はずっと降ってて、靴も服もそこそこ濡れてきたけども、郵便局らしいものが見えて来ない。知らないのと、雨が降ってるのとで余計に遠く感じたのかもしれないけども、ほんまにこっちでええんやろか?と言ってたらば、郵便局のバイクが角を曲がって出て来た。

おお、あっこから出てきたで。あの先やろか?ぽいやんぽいやん。と、そこまで行ったらそこは銀行。うーん。んでもあんなんが走ってるんやから、あるにはあるんやろ。遠いねぇ。

いい加減出てきてもええんやないやろか?もしかして方向違った?つーか、通り過ぎてないやろか?あんまり不安になって来たんで、道端にあるお店でもう一度郵便局の場所を聞いてみたら、ああ、この先ですよ。

まだ先やったんやー?!と、思った以上に遠かったのにちょいとびっくりしつつ、それでも方向も大丈夫やったみたいやし、ここからすぐと聞いて何だか一気に安心して、もう少し進んだ所に郵便局はあった。

郵便局のATMで、お金を下ろして、このぐらいで足りるかなぁ。クルマの修理って、結構かかるもんねー。


Thu 2006/10/26

中国地方あっちこっちpart.5

#日付見て、こんなに長い間更新してなかったんだと、自分でびっくりした。
#ちょっとダビスタやってただけのつもりだった。

で、郵便局で下ろしたお金を持って、ちょっとどきどきしながら、修理屋さんに戻った。

だ「どうでした?直りますか?」
修理工の人「あー、ちょっと見てもらったら分ると思いますけども、留めのところが外れてしまってるだけなんで、応急処置で留めておきました。差し当たってはこれで大丈夫だと思いますけども、戻ったらもう一度ちゃんとメーカーで見てもらって下さい。」
だ「ありがとうございます。助かりました。で、お幾らですか?」
修理「結構ですよ。ネジで止めただけですから」
だ「いやいや、そんな訳にはいかないでしょう」
修理「仕事してないですから、要りません」

ひえ〜っ、びっくり。何度もお礼(だけ)を言って、西城の修理屋さんを後にしたのだった。

く「ええ若者やったねぇ。西城はええとこや」
だ「仕事してませんって、実際なおしてもろたのになぁ。ふつーはネジ一本でも金取るやろ」
く「うん。見ただけでも取られる時もあるんちゃう。いやぁ、ほんまに助かったねぇ。場合によっちゃ、このまま帰る事になってもしゃあないおもてた」

と、雨は結構激しくなって来るし、窓からしけこんだ雨で濡れた服は中々乾かへんし、歩いて靴も濡れてしまったけども、何だか感動しながら西城からだいたい北西方向、当初の予定通りの岡山の中央辺りを目指して進んで行った。

広島から岡山に入ったあたりにあった道の駅で昼食にした。ここでついでに宿についてちゃんと決めようね、みたいな事も言ってて、道の駅の奥にある食堂でダンナはカレー、わたしはうどん。なんかお互いいっつもこの手を選んでる気がするな、と、一瞬思った。

食堂裏に向いてる窓の外は、花畑になって、おおそうそう、ここら辺って花畑が多いよなーと、ちょっと思った。写真を撮ろうとすると、なぜかすぐにダンナに馬鹿にされるのと、食堂は結構お客さんが入ってて、照れくさかったんで、ついつい撮れず終いになってしまったけども、後から、やっぱり撮ればよかったなぁと思った。

なんと言うか、雨が降ってると、写真を撮るのが天気のいい時よか心なしかおっくうになるように思う。


Sat 2006/10/28

妄想金縛り

こんな事書いてもなーと思ってたんやけども、どうも気になって、その事が度々アタマをよぎるので、さっぱりする為にも、記録しておこうと思う。

私は、金縛り体質です。

金縛りと心霊現象を結びつけた事はないし、実際に金縛りにあった時にも、霊の気配とかを感じた事もないし、ホラー系の怖さを金縛りで感じた事もないねんけども、それでも、金縛り独特の怖さってのがあって、解けた時にはほんとにほっとする。

ただ、これまで私自身、金縛りってかなり日常的と言うか、誰でも一度や二度は体験してるもんだと(勝手に)思ってて、てのは、子供の頃(小学生の下のほうの頃)、金縛りにあったー、みたいな話って結構よくあって、そんな事を誰かが言い出すと、必ず同意する人が居て、最初にその話を聞いた時には、何のことなのかよく分からなかったけれども、もう少し大きくなってから、そうか、あれは金縛りだったんだ、と分った。

私が私の寝てる時の苦しくて怖い体験が「金縛り」だと分るのに時間がかかったのは、私の金縛りには、幽霊どころか、「人型」をしたものがまるっきり出てこなかったからで、怪談に出てくるような現象とセットで語られる金縛りとは、かなり趣が違っていたからやねんけども、それでもやっぱり金縛りは、苦しくて怖い。

何が怖いかって、体験がむちゃくちゃリアル。実際には寝てる訳やけども、大部分が、その布団に横になった状態で始まるねんな。だから、横になって寝そびれてるような状態の続きとして、金縛りが始まってしまうねん。

一番最初に、あれが金縛りだったんだ、と後に自覚した金縛りは、小一の時に起きた事やったけども、その時のかって、起きたのは唯一のものってんじゃなしに、何かしら「いつもの」苦しいやつがやって来た感じだった。

横になって寝ている私のふとんの上に、何かものすごく重いものがあって、びくともしない、と言うか、すごく重くて、私はまるっきり動けない。まるっきり動けないにも関わらず、それはどんどん重くなって、むちゃくちゃ胸が苦しくなる。ものすごく苦しいから、おかあさんを呼ぼうと思ってるけども、上にのってるものは重くて大きくて、喉も押さえられてて声も出せない。全然身動きとれないまま、ひたすら重さに耐えるだけやねんけども、ほんっとに重いし苦しいんで、もしかしたらこのまま死んでしまうかもしれないと思う。ひょっとした拍子に目が覚めて動けるようにもなるねんけども、それはそれは怖い。

そう度々ある訳じゃないけども、こないだのもかなり怖くて(いつでもすごく怖いけども)、あれはほんとに怖かったなー、と思って、帰ってきたダンナに話したら、ダンナは金縛りの経験がないと言う。

えっ?!うそ〜ん。アンタラッキーやな。んでもそれじゃ話にならん。つか、言ってもイマイチ伝わらん気がする。最終的にはものすごい非常識な状態になってるのに、体験としてむっちゃリアルで、だからこそ怖いねんけども、未経験の人にはたぶんピンとこんように思える。

私は、「あれって怖いよねー」「うんうん。ほんとに怖いよねー」な話をしたかったので――大抵の人は金縛りの経験があるもんだと思っていた――、そっかー、そうなんかー、まぁしゃあないな、と、話を引っ込めた。

で、次にむ下に振ったら、む下も金縛りの経験がないらしい。こんなんとか、こんなんとか、と、話すけども、どれも未経験みたいで、何より、寝てる時に苦しくて動けなくなって、みたいな夢を見る事がないらしい。

えー、そうなん?なんか悲しい。まぁさ、ないに越した事ないけども、そんなに頻度の少ないもんなんかなぁ、と、ちょっとウェブ検索してみたら、あらら、怪奇現象と、スピリチュアル系が結構ある。うそーん。心霊現象じゃないから大丈夫って話やないねんけどなー。あれって、心霊現象じゃないと分ってても、怖いもん。

だいたい、霊って何よ。そんなん出たことないし――ただ、これは金縛りには入らないと思うけども、ふとんの中で、人の気配を感じて、おとーさん、帰ってきたん?と、声をかけようとしたら、声が出なくて、えっ?と思って起き上がろうとしたら起き上がれなくて、往生してたら、目が覚めて、むっちゃリアルな夢だったんだと目が覚めて初めて分ったみたいのがあって、どうも私の夢は、金縛りらしい事が起きなくてもリアルである事が多い、と言うか、レム睡眠の途中で目を覚ます事が多いのかな?――、明晰夢を見たいとか、体外離脱してみたいとかも、思ったことないねんけどなぁ。

それにさ、慣れない場所で眠ると起きやすい、とか、疲れていると起きやすい、てのも充分体験済みやねんけども――出産直後に、産院でも金縛った――、私はさ、金縛りを避けたいとか、防ぎたいって事じゃなしに、あの、ものすごいリアルさでもって迫ってくる異常な体験の驚き(と恐怖)について語り合いたかったのんだわ。

んでも、相手がいなかったんで、しょうがないからここに書いた。



end

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