October

2004.10.1(金)

多忙発泡酒

二本で朝まで爆睡したのが1日で、フリーセルやった後トンプーに行って振りまくって 腐ってたのが2日の出来事。


2004.10.2(土)

思索言質

こないだ友人から、(本人の意思とは全く別の状況から、不本意ながら関わらなきゃいけない事情が 起きてしまって)不動産売買に関わったって話を聞かせてもらった。

取引後の結果は聞いてないし、何よりその友人の利害に直接(にも間接にも)関わる事でもない ねんけども、モノがモノやし、近頃は何かと物騒な事も少なくないんで、司法書士の人に立ち会ってもらって、 事を済ませたらしい。

私は司法書士の人とは直接的にも間接的にもお付き合いした事がないんで、それが標準的な 司法書士の人なのか、その人が特別な例なのかは、ちょっと見当つかんのやけども、その司法書士の 人はうちら一般人の感覚からすると、かなり非常識な人みたいに思えた。

#これは、私が直接した体験じゃないし、その司法書士の人にしたらばそれなりの言い分みたいのが あるんかもしれんけどね。

その人は、要求した名刺を渡すのを拒み、こちらが何も言わないうちから、無理やりそれを 取ろうとするのなら、訴訟を起こす、と、言ったらしい。

もちろん、やり取りを直接見た訳じゃないけども、「名刺を渡すのを拒む」理由が分からない。 人と会う事を仕事にしているような人なら、大抵、自己紹介代わりに名刺を交換するだろうし、 名刺を要求するのが裁判沙汰になるようなオオゴトとは、私には思えない。

名刺に始まってその後のやり取りでも、何か言う度に法律用語を持ち出して、 気に入らない事は全て「訴訟を起こす」で拒否やって。怒ってもしょうがないからとなだめたり すかしたりして、何とか事を終わらせたらしいけども、随分変な商売をする人も居るんやな、 と思って、それから、こんなタイプの商売が必要な人も居るのかもしれないな、とか思った。

#話を聞いたときは、正直「泣き寝入り」しそうな相手専門やないやろか?と思った。
#隙を見せない、と言うよりは、押しの強さとうるささがセールスポイントて感じで、かなりヤクザ ぽいとも思った
#司法書士の人の名誉の為に書いときますと、時間に余裕がなかった為に人選の余裕が無かった ってイキサツがあって件の人の立会いって事になったらしいのですが、電話で相談に応じて くれた司法書士の方はものすごく親切だったって事です
#んでも、司法書士の人の人柄はどうやったら事前に知る事が出来るんやろ?

これは極端な例やけども、「専門知識」を人を「脅す」為に使うってのは、この頃めっきり 増えてきてるんやないかなぁ、とか思う。

それは、こういった直接的なものばかりじゃなくて、TVのニュースや、 バライティからの豆知識、ベストセラーの本で紹介されてる科学的だったり役に立ったりする 雑多な情報なんかが、底無しのより良い選択を迫っているように見えて、何だかキモチワルイ 時があるのよ。

#そして、より良く生きたいと願う人ほど、その罠にはまり易いようにも見える

これまでにはなかったような大量の情報が出まわるようになってしまって、何だか足元がふわふわ しているみたいな感じの不安を感じている人は少なくないんやないやろか?

お店にやって来るお客さんが、店員に聞くまでもないような事まで聞いて来る事が少なくない。 賞味期限が切れたらもう食べられないのですか?食べ物と長く付き合ってきたはずの年配の女性が、 不安そうに訊ねてくるのは、食品に「製造年月日」と「賞味期限」が記されるようになって、 そして食品に関わる不祥事が流布したからじゃないかと思う。

この人も、ちょっと前までならば、表面の様子を見て、その臭いをかいで、時には ちょっと軽く口にしてみたりして自分で判断してたんだろうな、と思うし、その頃は、 こんな事で迷ったり悩んだりする事もなかったんだろうな、とも思う。

おかしいと思ったら食べなければいいだけの物を、敢えて店員に確認して来るのは、 責を負うのが怖いからなんだな、と思う。言い出せばキリがない事ではあるけども、 よっぽど特殊な状況(直射日光があたり続けているとか、冷凍庫に置くとか)に置かなければ、 大抵の食物は、調理して直ぐに食べたなら何も問題はないし、この御婦人が今までにそんな 失敗を繰り返しているとは思えない。

#つか経験値ならば私よりもずっとあると思う

にも関わらず、(たかが)店員の一言が欲しいのだ。

あまりに多くの情報が、(ごく常識的だったはずの)自分の判断への自信を失わせてしまって、 小さな間違いがどんどん広がっていくような錯覚に囚われてしまって、迂闊な事をしたらエライ目に会う、 みたいな不安から、何だか肩に力が入ってしまって、つい身構えてしまう。

たかが名刺がたかが名刺じゃなくなって、たかがおかずがたかがおかずじゃなくなって、 たかが言葉がたかが言葉じゃなくなって、言質を求めてさまよう亡者みたくなってる気がしてしまって、 ひどく悲しい。

#こんなところで勝手に傷ついてしまってすんまへん。あの御婦人は、「大丈夫ですよ」の 一言でぱぁっと顔が明るくなったし、あの司法書士の人だって、うちに帰ったら良いお父さん してるのかもしれないし

丸投げは、そりゃマズいとは思うけども、不用に不安を募らせるのは、もっとマズいんや ないやろか?今まで生きて来て、何も無かった日と、何か困った事が起きた日を比べたならば、 大部分の人は、何も無い日の方が圧倒的に多いんじゃないかと思う。

その程度には、世の中信頼してもいいんじゃないの。

えー、またまた、つか、仕事変わってもうじき1年になります。やっぱパートやけども、今度は このサイトにもピッタリのスーパーで食料品扱ってます。家からもずっと近くなったし、時間も 遅くならないし、買い物もしやすくなって結構喜んでる。


2004.10.3(日)

日常わーい

タイヤ 買ったよ。今回は後ろの2本だけ。


2004.10.4(月)

多忙でもねぇはずやねんけども

これがまた、横になったら寝てるんだな。


2004.10.5(火)

日常一日○○

こないだ、む下に聞かれた。

む下「おかーさん、おかーさん(←みんな大抵繰り返す。たぶん、直ぐに返事をせん からやないかと思ってる)、一日誰でも好きな人になれるんやったら誰がええ?」
く「う〜〜〜〜〜〜〜ん。(と、しばし考えて)誰でもええから金持ちになる」
む下「やっぱそこらへんかなぁ」
く「だって、もしか美女になっても一日だけやろ。タレントでも有名人でも、だからどうした? って感じやんか。それやったら、その一日に思う存分欲しいもんこーてしもて、翌日から それでず〜〜っと遊ぶ方がええもん(おもちゃの類を想定している)」
む下「スポーツ選手とかは?田村に投げられてみるとかさ」
く「今は谷やろ。んでも、それ面白いかもしらん。格闘技系はちょっとええかもね。 でも、今一日イチローとかやってしもたらもうゴメンナサイしかないよな」
む下「おー、今イチローはマズいよなー。怪我とかせんよーに休んだりして」
く「間違い無く記録に影響するやろしねぇ」

みたいな話してたんやけども、とうとう新記録。


2004.10.6(水)

日常健康的な夜

明日の早朝にタイヤテストに六甲行く事にしてるんで、さっきまでおべんと @ホットドック作ってて、今仕上がったんでこれから寝ます。


映画(残念だけど)ネタだろうな

前にチラっとどっかで見かけて、いずれ真偽の程を確かめようと思いつつ、(ホンキ度が低過ぎて) まだ確かめてないねんけども、「エヴァンゲリオンがハリウッドで実写化」しかも主演(=シンジくん)は ヴァン・ダムって話。

まさかね〜、とか思いながら(丁度おった)む下に振った。

く「おい、エヴァがヴァンダム主演でハリウッドで、実写化やって」
む下「うそぉ。ヴァンダムが、"逃げちゃダメだ"とかってちょっと考えられんで」

ひぇ〜、(もしかほんまやったら)是非見たい。てか、是非ともヴァンダム主演の ハリウッドエヴァを作ってもらいたい。まるっきり違う話になりそうやな〜。


2004.10.7(木)

多忙寝不足

朝4:00ぐらいに起きて、六甲行って、午後から仕事行って家に戻ったらもう 眠くて眠くて、風呂とごはん済んだあたりでおやすみなさいして、これは昨日のぶんの 更新。


2004.10.8(金)

旅?タイヤテスト

と、元気に早朝六甲。

六甲着いたのが5時前で、まだ夜は明けてなかった。いつものように裏から登ったんやけども、 最初の一本目は、なんつーか、すごいヘンな感じ。

タイヤが変わったから、そりゃ今までとは、ずっと感じが変わるんやろな〜、とは 思ってたけども、曲がり方が不安定で、嫌な感じやな〜、落ち着かんなぁとか思いながら 山頂まで。いつもの裏六甲のコースが何だかひどく長く思えた。

結構かかったんちゃうやろか?と思ってタイム見たらば前のときとほぼ同タイム。 こんに不安定でもこのタイムってのは、やっぱタイヤの力なんやろな〜とか思いつつ、

く「うーん。もうひとつやったね。妙に不安定な気ぃしたけど」
だ「おお。あかんな」
く「まだ慣れてへんしね。だいぶ違うん?」
だ「うむ。もうちょっとタイヤ使わんとな」

とか言いながら表に下りて、トンネル脇の料金所のとこでUターンして再び山頂に登って、 そこらへんで、タイヤ冷ますのも兼ねて、鉢巻展望台で朝食と休憩。

表のヒルクライムはこないだとほぼ同タイムで、裏の時よりはかなり慣れて来たみたい やったけども、それでもまだイマイチな雰囲気。

まだ夜が明けてない鉢巻展望台はすごく寒かったけども、タイヤのとこが結構 熱くなってて、そこでにあたって暖を取ってみたり、六甲の夜景見たりしながら本日の感想戦。

く「なんかさ〜、ギアがおーてへんてゆーか、その、回転数と早さがおーてへんつーか、 妙に力が余ってる感があるんやけども」
だ「そやねん。実はな、タイヤの食いつきがえーからワシ怖て、よー突っ込んでいかんかってん」
く「あらら、そーやったんや。回ってるのに止まってくみたいな感じやったんは、ビビってたんか」
だ「ほれ、どこまで行ってまうんかまだ分からんもんやからな」
く「あ〜なるほろ。そりゃ本日はゆうたらタイヤデビュー戦やもんね。徐々に慣らしてくしかないよね〜」

んで、再び裏下りてリトライ。おお、1回目よりもだいぶん安定感ある。つかタイムが大幅に 下がった!

く「そっか〜、分かった分かった。ガシガシ押してこられる感じになんねんな」
だ「そやねん。食いつきがエエもんやから、クルマがどんどん前行くねん」
く「ふむふむ。どんどん前に進んでいくやつを道に合わせて回したるって感じにしたらええん?」
だ「おお。追い立てられるようにハンドル切ってる気ぃする」
く「このクルマになってから、ハンドルの切り方変わって来たもんね」
だ「おお。アクセルワークが大事やねん。そやけどこうなると、後が沈み過ぎるな」
く「そうなん?どーに?」
だ「大丈夫や。今度はスプリング替える」
く「え〜、でも(割と最近近所に出来た) セコハン市場には、 MR2のパーツ全然なかったやんか」
だ「大丈夫や。ツレに頼んである」
く「安いんやろねぇ。あんまり高かったら無理やで」
だ「中古やから大丈夫や」
く「んでも、二本目の表のコース取りはかなりエエ線行ってたと思う」
だ「あんまりよう突っ込まんぶん、ソッチは丁寧にやったつもりや」

みたいな感じで結構先は長そうやけども、なかなか収穫のあったタイヤテストになった。

クルマは、どっか換えるとちゃんと変わってくるのがすごく面白くて、おおっ、こうすると こうなるんかぁ、と、乗ってる私はその挙動の変化に感動したり喜んだりしてるんやけども、 その度にドライバーさんは、それに合ったドライブを探っていかんとアカンから、 色々大変やろななぁ、とは思う。そやけど、きっとそれが面白いんやろな、とも思ってる。

前が沈むんじゃなくて、後が沈むねん、と、ダンナから指摘されまして、訂正しました。

特に興味持ってるようにも見えなかったんで、読んでたとは、びっくりびっくり。01:07 2004/10/13 +0900


2004.10.9(土)

疑問きら〜ん!〜魂

だいぶん前の日記で、ソウル(a soul)とスピリット (a spirit)ってどーに違うんやろ? みたいな事書いたんやけども(今週の言葉@あの頃は毎週ちゃんとやってたなぁで、魂扱った頃のこと)、 その謎について、その後も(それなりに)ずっと(私が納得できる)結論が出せないまま保留にしてたのね。

微妙に違うぽいよな〜、と思いつつ、 なんかこー、「分かり易い」と言うよりも「掴みやすい」概念みたいのってないんかなぁ、とか ぼんやり思ってた訳だわ。

それがさ、おとといやって来たのよ。おおっ!これや!これこそが「ソウル」と「スピリッツ」を 分かつもんや!みたいのがね。

ても、英語圏ではどう言う風に使い分けられているか、みたいな、データ的なもんじゃなくて、 世の中で流通してる言葉のニュアンスの違いが掴み易くならんかなぁ、とか思ってたの。
うちらが普段「○○スピリッツ」(EX:MAZUDAスピリッツ)って使う時 の魂と、ソウルフル(EX:ソウルフルな歌声)って使う時やったらば、同じ「魂」でも受け止め方や 使い方が微妙に違うよな〜と思ってて、ソコらへんを具体的なイメージとして掴めたらええなぁ、 とか思ってた訳ですわ。

んで、うむうむ、これはええ。これやったらばイケルやんか、と(かなり勝手に)確信したもん やから、む上と一緒にやって来てたバンドメンバーさん(Kenny&MAI)に自信満々にお披露目した。

く「ちょっとみや返してよ。ええこと教えたるから」
私が抱いてたみやをむ上に取り上げられたんで、取り返したかった
む上「別に教えていらんよ。みやのがええもん」
く「みやは私の方に来たがってるやんか。それにごっつええことやねんで」
む上「どーせしょうもない事やろ。それにみやオレのとこのがええゆうてるもん」
く「ゆうてへんよ。苦しそうにもがきながらお母さんを求めてるのが分からんの?あー、 みやちゃん、かわいそー。みやさえ返したら、みやも嬉しいし、ええこと教えてもらえるんやから、 早よかえしーよ」
む上「教えたいんやろ。みや返さんでもえーんやったら聞いたってもえーで」
く「ちっ。いつまでもへーこーせんやな。ほな、みやがどっちに行くかはみやに決めさせて、 それとは別にええことは教えたるわ。魂に関する話やねんで」
む上「別に教えていらんゆうてるやんか」
く「教えたがってるって事ぐらいさっしたりーな。はよみや置いて」
む上「又卑怯な手ぇつこてみやをおびき寄せるんやろ」
く「しつれーな。あんたこそ、自信ないからそーやって何時までもみやをよー離さんのやろ」
む上「ちゃうって、みやがオレにだっこされたがってるから、オレはだっこしてるんやんか」
く「ちゃうって、私みやのキモチが分かるねんで。みやは下りて私の方に来たがってるもんね」

と、どーゆー訳かなかなかみやの事から話が進まんかったんやけども、最終的にみや取り戻して、 ようやっと、自慢話に辿りつけた。

く「ふっふー。あんたら、魂とスピリッツの違い分かる?」
む上「いっしょちゃうん?」
く「あ、しもた。まちごた。そやからおんなじ魂やけども、ソウルとスピリッツの違いや。 これ、分かる?」
む上「うーん」
く「あんたらは?」
と、一応、残り二人にも振ったけども、普段からこんなしょうもない事考えて生きてる人って そうそうおらんのやないかと思うんで、振られたからって、イキナリ返事が来るとはこっちは おもてなかったりして、特に考えて頂く時間も待たずに
く「私な、こないだ、きっとこれや!ってのを思いついてん。あのな、ソウルは勃起で スピリッツは射精やねん」

したらさ、む上はへっ?どーゆーこと?って顔して、MAIちゃんは、ピンとこんかったんか、 乙女の恥じらいでリアクションに困ったんかは分からんけども、特に何もなくて、Kennyには、 ああ!って感じで通じたみたいやねんな。

む上「勃起も射精も似たよーなもんやんか」
く「ちゃうって。つーかこの差が、ソウルとスピリッツを分つブブンやねん。んとな。 勃起は本能から起こるけども、それが射精に至る為には何らかの意志なり情動なりがなかったら アカンやろ、ふつーは。」
む上「あっ!なるほど〜」
く「な、これって結構ソウルとスピリッツの違いぽくない?」
む上「うんうん。結構イケてる思うで」
く「やろ。私思いついた時、これやったんかぁ、とか思もたもんね。たださぁ、残念なんは、 私てば、どっちも未体験やねん」
む上「そら一生無理やろな」

体験の方は、科学の進歩待ち、て事で。


2004.10.10(日)

思索?毛染めと私

只今毛染め放置時間中。その間、毛染めについてぼやぼや考えてみる事にした。

毛染めは、結婚して、下の子が幼稚園の頃が初体験。一度やってみたいと思いながら、 なんとなく機会を逃してた。

もっと若い頃(てか学校行ってた頃)友達に「いっぺん染めたいな〜」と言ったらば、 「染めるんは幾つになっても出来るけども、思いきった髪形は若いうちしか出来んから、 ソッチを先にやっといたら。」とか言われて、なるほどなるほどと納得して、 その時はカーリーにしてみたんやけども、今になってみたらば、髪型に年齢制限あるみたいにも 見えんから、結果から言うと毛染めでもパーマでもその時やりたい方やっといても問題なかったかも。

うちらが中学生ぐらいの頃は、(不良の子は)オキシドールで脱色するんが一般的やったみたいに 思うけども、それでもなかなかマバラな染まり具合で、綺麗に脱色するんは結構難しいみたいやなぁ と思ってたけども、ちゃんとしたヘアカラー使っても綺麗に染めるんはむずいと知ったのは、 自分が髪を染めてからの事。

それまでは、代用品使ってるから綺麗に染まらん訳で、ヘアカラー使ったらば綺麗に染まるもん やと思ってた。

んで、初毛染めは、周りの皆様の勧めに従って、カラーリンスたらを試してみたんやけども、 カラーリンスって名前なぐらいやから、シャンプーした後にリンスをするように、 カラーリンスってのをしたら、髪にカラーコーティングが出来るもんやと(勝手に)思ってた私は、 説明書読んで、そのめんどくささに驚いた。

下準備して、放置してからシャンプーって、まるっきり毛染めと手順が一緒で、「リンス」 って名前に「手軽さ」を感じてた私は、ここに至って始めて自分がごっつ誤解してたのに 気が付いたのよ。

カラーリンスてのは、「リンスをするように手軽に髪の色を変えられる」もんやなくて、 「髪をリンスのように保護するしながら髪の色を変えられる」もんの事やってん。 で、髪にやさしい代わりに、ヘアカラーよりも染まり難く落ち易い、と。

兎に角始めてしまったんやから止める訳にもいかんくて、その時はそのままカラーリンス 使ったんやけども、めんどくささにもうすっかり懲りまして、毛染めはするしかなくなる時まで しなくてもイイヤとの結論に。

その後、歳を経まして、毛染めをするしかなくなる時がやって来ました。

#白髪が生えてきたらば誰でも白髪染めをやってるのかどうかは判らんけども、私は、女性の 場合は、身だしなみの一環として、白髪が目立ってきたらば染めた方が無難なんやないかと 思ってる。
#まるっきりいじってません、て感じの白髪頭って、黒い髪は白髪がやたらと目立つってものあって、 何だか横着に見えるんだよな。

で、今度はヘアカラーにトライしたんやけども、全然思ったような仕上がりにならんねんな。 染まって欲しいとこは染まらへんし、それ以上に、ものすごいムラで、ある所は金色に輝き、 ある所は黒く、またある所は白髪が目立つ、って具合で、すげー不本意やってん。

んで、上手いこと染まらんかった、つったらダンナが、綺麗に染めよおもたら、先ず始めに ブリーチで脱色して、その上から染めたらええんや、とか言うんで、よっしゃ、今度染める 時はそれでいったろ思て、やってみたけども、前よりはマシって程度。

普段染めてるむ上からは「おかーさんは下手やから、今度はオレが染めたる」。よく聞くと、 自分じゃちゃんと出来へんあたりをお互いに補完しあって染めたりしてるみたいやねんな。 ふむふむ。確かに全然染まってへんとこって以前に、自分じゃまるっきり見えへん場所もあるよな〜、 と、言われて初めて気が付いて、んでも、どうせ人に染めてもらうんやったら、いっそプロにやって みてもらおうに至って、ここで始めて美容院行きを決意。

#私はものすごいケチで、めったに美容院に行かない
#若い頃は伸ばしてる事が多かったし、切ってからは自分でカットして染めてるしで、 1年に一度も行かないのも珍しくないんで、今までの生涯美容院回数は、年齢と一緒ぐらいかも

果して、近所の美容院に行って、どーも上手くそまらないんですよねー、とか言ってたらば、 そうねぇ。こうやってちゃんと髪を分けて、それからたっぷり液を付けて…と、丁寧な解説付きで ヘアカラーしてもらえた。

行ってみるもんやねんな〜、これまでの私の毛染めがどんに杜撰やったんかが、 プロにやってもらって初めて分ったよ。最初から行っといたらよかったんかもしれんなぁ、 と、思いつつ、でも、多少の不具合がなかったら、絶対に事前にプロのワザを勉強しよう とは(私は)思わんやろなぁ、とも思ったり。


2004.10.11(月)

メモふうん

どーも、コノゴロは、女の涙よりも男の涙の方が武器としての破壊力が増してるみたい。

敢えて言おう、泣きゃあいいってもんじゃねーよ。


2004.10.12(火)

ウェブお知らせ

なみへいさんのQP&QP 移転されました。

変遷の末、只今、育児日記となっております。キュートなQP子と、きゅーとな母QPの 日常をどうぞ〜。てか、QP子(♂)ってほんまにQPちゃんみたい。


実りの季節

みやにっき

ヨーロッパのみや

よーろっぱにいった。

よーろっぱには、はっぱがいっぱあって、はなもちょっとはえてる。だいぼうけんをしたら、 よーろっぱには、がらがらもかびにーるぶくろもぴょんぴょんするものかくれてるのがわかった。

よーろっぱのたんけんがおわってからは、わたしのよーろっぱきちもつくった。

それから、わたしのおうちもよーろっぱになるといいなぁとおもったんで、よーろっぱのくさのたね をいっぱいもってかえったのに、おかあさんにぜんぶとられてしまって、ちょっとかなしかった。

ぷーが秋になるとちゃんとひっつきむしだらけになって帰ってきたみたく、みやも秋を運んできて くれた。

私もおうちのが原っぱになったらさぞ楽しいだろうと思うけども、原っぱがおうちになるのは、 ちょっと悲しいかも。


マンガ文庫化〜だめんずうぉ〜か〜

て訳で、やっと(密かな)待望のブツ、だめんずうぉ〜か〜@文庫ゲット。爆笑しながら ついほろり。全巻読むのはちょっとしんどいかな。

む上は喜んで、む下は納得出来ないブブンもあった様子。


2004.10.13(水)

疑問はてな使った方がよかったのか?

こないだから、仕事中にひょっこり浮かんで来る歌があって、あの曲のタイトルは何て言うのかな? と、ほんのり気になりつつも、些細な疑問を些細な疑問のままで置いておきたいってキモチもあって、 どうすっぺなぁ、と曖昧な心持を弄びつつ、それでも脳内ループだけじゃ少々物足りない気分も起きて 来たんで、ほんのりネット検索。

ちっちゃい謎を引っ張るのもやらしいかなぁ、とか思って、まずは、ブツの紹介でも。

この曲ってのは、私が子供(?)の頃に見た、NHKの銀河TV小説、「僕達の失敗」 の主題歌で、(森田童子じゃなくて)五輪真弓が歌ってた曲。残念ながら曲のタイトルは思い出せ へんけども、原作は石川達三で、主演は、荻島真一と酒井和歌子やったんやないかと思う。

細かいストーリーの方までは思い出せんのやけども、だいたいで言うと、 若くて進歩的で知的な二人の恋する男女が、新しい恋愛と結婚のあり方を模索しようと 「契約結婚」てのを試みるねんけども、タイトルが示唆するように、何だかうまく行かなかった、 て話やったと思う。

お話のほうは、まだ子供だった私から見ても、こうあるべきだと思う理想の恋愛と結婚を実践 しようとするものの、現実的な自分の気持ちの方はついて来なくて失敗するって言う、 アタマでっかちの二人の恋愛と結婚は、あんまり真似したくないなぁ、て気になる代物やったけども、 もしかしたら、それが作者の人の意図したとこやったんかもしれんな、と思ったのは、後のお話。

でも、この主題歌はものすごく好きやった。

五輪真弓ったら、もしかしたら大ヒットした「恋人よ」とか、その時一緒に大ヒットしたアルバムの 印象から、大人の恋の歌を歌う(のと、曲に合わせたゴージャスな衣装ときつめのメイクから「妖怪人間」 のベラに似てるって)イメージのが、強いんかもしれんけども、デビュー前後の彼女の 印象は、センターパーツのストレートのロングヘアと、化粧っ気のないあっさりした顔に、 フォークロアちっくなファッションなんかからかもし出される雰囲気が、どっか反体制のニオイを 残してて、あの頃の彼女の清潔感が、私は結構好きやった。

んで、この銀河TV小説の主題歌も、「恋人よ」以前のイメージに近くて、抜群の歌唱力と硬質な ヴォーカルが、主題歌中の画面、交差点とか歩道橋とかの街の風景にシルエット が浮かぶ、みたい(やったと思う)のとあいまって、意志と虚しさと人恋しさと瑞々しさを感じさせて (私には、やけどね)、かなり印象的やったんですわ。

んで、久々にほんものが聞きたい気分になって来まして、探してみたんやけども、(今の所は) みつけられんかった。

主題歌ってだけで、タイトルも作者もよーわからんから、そこらへんから責めん 攻めん(10:26 2004/10/22 +0900:訂正)とあかんのかもしれんなぁ、とか思うと、 ちょっとおっくうでもあるんやけども、記念と、参考までに、(私の記憶の中の)歌詞を少々。

何処までも果てを知らない空の谷間に
惑いの心を投げ捨てた
日暮れの裏通り
忘れかけた静けさの中
口笛高らかに吹けば
痩せた野良犬たちの遠吠えが
何処までも果てを知らない空の谷間に
こだまする

て、やつです。情報(含む.mp3)求む。

曲のタイトルが分った! 「落日のテーマ」で、作ったのも本人(五輪真弓)。でも、試聴できない。 MXon!か?!00:57 2004/10/14 +0900


ゲーム困った困った〜アウトブレイクFILE2

アウトブレイクFILE2を、とあるツテからかなり安く(3000円)ゲット。

んが!PS2が壊れてしまったみたいで、どうにもこうにも何も映らない。

ひどいよ、ひどいよ、と、愚痴ってたら、む下から、「PSってそんなハード やねんから、1台で済む思ってるんがそもそも間違いやったんちゃう?」、と言われて、 (どーゆーわけか)奇妙に納得。

ああ、でも、タイムトライアルの為だけに買った、HDも壊れてたらどうしよう ?と、ドキドキしてしまう、お人良しのユーザーの足元見られてるみたいで、やっぱちょっと癪。

ネトゲは無料のとんぷーで充分ですわ、と思いつつも、余ったLANケーブルをルーターに繋いでは みたものの、無料で遊べたのは、ハドソンのPS2専用サイトにあった、サメがめぐらいで、 まるっきりネットに繋いだかいがない状態のまま、1台目のPS2はオシャカなのでした。

いやさ、多少は手を尽くしてはみたんやけども、わんぱくで買った「新古品」は、製品交換の 対象になるのかどうかが、かなり微妙で、しかも、中途半端に「手を尽くして」しまったんで (開けたりいじったり)、無料で新品、てのはかなり厳しいと思う。つらいなー。


2004.10.14(木)

日常お出かけ事故

村山(仮名)と御近所までバイクで出かけてたむ下から、待ち合わせになってたはずって事で、 うちんちで待ってたM.O.NのケータイにTEL。

なんか起きたんかいな?!と、はらはらしてたらば、なんと、行った先でガス欠になったんで 戻るのが遅くなるって話。

ガス欠ってなによ、ガス欠って。あほっちゃうん?!つかどんな計画立てててん?つか、 アイツらって何か欠けてるよな〜、とか言いながら待ってたら、くたくたになって戻って来たよ。

ガソリンスタンド発見できるまで、ニ駅ぶんほどバイク押して、徒歩やって。言葉もありませんわ。


2004.10.15(金)

ゲームついてるんだかいないんだか

Wリーチ+発+全帯公てな、単純にむっちゃ運のいい手で上がった幸先のいいスタートやったん やども、後は全くで、他家がツモってくのを横目で見ながらなんとなく2位で終わった。

ラス引くよりはマシっちゃマシやけども、イマイチつまらん。負けるんも癪やけども、参加させて もらってない感じ(振らずツモらず)やと、どよ〜んとした気分になるねんな。


2004.10.16(土)

ウェブお知らせ@VCSさん移転

VCSさんの、 VCSの宝箱 移転(て言うのかな?)されました。

只今、「鬼のパンツ」の歌詞、3番まで公開中!


TV熱いなぁ@美しき日々

さっきまで、む下につられて、NHK総合の 美しき日々を見てた。

登場人物のブチ切れっぷりと、言いたい放題具合が、まるでZガンダムみたいだった。 まさかアレが標準的な韓国の人の会話って事はないよねぇ。


2004.10.17(日)

疑問食べた事無いものの味

子供の頃、「ものすごい御馳走」ってのをいっぺんでええから食べてみたいもんや、と、思っていた。

私が、「ものすごい御馳走」と考えてたのは、高級料亭の味とか、世界のシェフの料理みたいな、 厳選された食材と匠の技から繰り出される超高級料理の事じゃなくて、絵本に出てくるような、 お城のパーティや、竜宮城でのもてなしに出されような、装飾過剰気味で種類も量も無駄に多い 派手な料理の事ね。

五段アイス

「ものすごい御馳走」からは、ちょいと離れるけども、私がすごいちっちゃい頃(幼稚園ぐらい)の お気に入りの絵本の一つに、ディズニーの「わんわん物語」がありました。

当然これは元が映画な訳でして、ありがちなダイジェスト版の本編とは別に、ちょっとした笑い話 程度のごく短いお話もくっついてて、私が好きやったんは、そのオマケの方の、ドナルドが三つ子の甥 (やったかな?ヒューイ・デューイみたいな名前やったと思う。めんどいから詳細が知りたい方は、 てきとーにご自分でよろしく)を遊園地に連れて行く話。

んで、その話のどこが良かったのかと言うと、遊園地でドナルドが三つ子に買ってやってた、 5色で5段重ねであんまり長いから倒れてしまいそうなソフトクリームの絵が良かったの。 つまり、「ものすごい御馳走」てのは、あのソフトクリームみたく「やたらとカラフルで在りそうも 無い御馳走」なイメージがどっかにくっついているのよ。

おお、そうそう、あの猫の恩返しの結婚式用に出てきた御馳走みたいの。

まね、こんな風に、結構長い間「ものすごい御馳走」てのに憧れてた子供時代やったんやけども、 ある夜、ついに「ものすごい御馳走」の夢を見たのよ。

実際には夢の中での出来事やった訳やけども、夢見てる時は、それは完璧リアルな訳で、 目の前にずらーっと「ものすごい御馳走」が並んでて、誰なんか分からんけども傍におる人に 「ほんまにこれ、私が食べてもええんですか?」とか(結構必死に)確認したらば、 どうも食べてもええらしいのが分って、「うわ〜、夢みたいや」と夢の中で思ってから、 「あっ、もしかしたらこれはほんまは夢なんかもしれん」と、夢の中で思って、「これが夢やったら 起きた時つらいから夢かほんまか確認してみよ」と、夢の中で思って、よくある「ほっぺたをつねる」 てやつをやってみたらば、あんまり痛くないねん。

で、「げっ、あんまり痛ないやんか。やっぱり夢なんやろか?んでも確かにほっぺたには、 ほっぺたをつねった感触があったから、きっとそんに強くつねらんかったからあんまり痛なかったんや。 そうやそうやきっとそうや。それになんちゅうてもこの御馳走は"絵"やなしにどう見てもほんもの やもんね。そやそや、こんなしょうもない事考えてる暇あったら、1個でもよーさん食べた方が ええやんか」と、(今から考えると)多少自分を無理に納得させて、 「ものすごい御馳走」を食べ始めた。

ゼリーとかケーキとかフルーツとかすごく大きな骨付き肉とか、どっかで見た事あるような 無いような「ものすごい御馳走」が山積みになってるテーブルのとこで、目に付いたもんを片っ端から 食べながら「うん。やっぱりごっつおいしい」と、夢の中で一旦思って、「えーとこの味は」と 夢の中で考えてから、その「味」は「気のせい」なのに気がついたのね。

「食べる行為」やってる間は「おいしい気」がしてるのに、それを一旦じっくり「味わおう」 とすると、とたんに「味」が無いのが分かるのよ。「えっ、そんなハズはない」、 と食べる前のほっぺ実験を思い出して「味がしない事実」を打ち消そうとするねんけども、そう言えば、 て感じで、あのほっぺ実験自体がかなり誤魔化し臭い事を思い出して、あ〜ん、何でよ。

まさかこれ夢とかって言うんやないやろね。いや、そんなはずはない。だってこんなにちゃんと 目の前に「ものすごい御馳走」があるんが見えてるやんか。そやけどいっくら食べても味はしてこんし、 一旦味がしないと気がついてしまうと、今度は今までしてたと思った、「おいしい匂い」も消えて しまって、「匂い」がしないと思ったら、次には食べてる時に感じてたハズの「食感」も無くなって、 そんなハズはない、と思ってどんどん口に入れて行くんやけども、いっくら食べても全然おなかが 膨らまんねん。

しまいには、もう夢でええから何とか「味」をつけてくれ〜、と、夢の中でどんどん妥協ながら、 あ〜こりゃどう考えても夢やったみたいやなぁ、と、夢の中で思っているうちにじわじわ目が醒めて 来て、最後に「はっ」と目覚めた。

目が醒めた時には、色んな意味でものすごく悲しかったから、この夢の事はず〜〜っと覚えてるねんけども、 それよりも、もっと気になるのが「どうして夢の中では食べ物の味がしなかったのか?」って事やねん。

これは、もしかして食べた事あるものの夢を見たらばちゃんとその味も再現されるんやろか? それとも、どんな場合でも夢の中で食べたものてのは味がせんのやろか?もしかしたら、個人差が ある事で、天才肌の料理人の人とかやったらば、夢の中で今まで味わった事のない味を体験して リアルでそれを再現しようとしたりもするんやろか?

それにさ、見る事も聞く事も出来るけども、味わう事は出来ない、て、TVの料理番組みたいやろ。 もしかしたらTVの影響が夢の中の食べ物の味にも出たりするんかな?とも思うし、そういや「痛み」 もあんまり感じへんけども、「眩暈」みたいな感覚てのは、夢の中でも かなりちゃんと感じてるみたいに思うから、再現されやすい感覚とそうやないのがあるんかな?とかさ。

食った事無い食べ物夢の中でちゃんと味わった人、います?


2004.10.21(木)

山陰方面

出かけたのは19日の夜。御予算はダンナが(その気で)コツコツ貯めてたらしい高速切符を 売ったお金が出来たって事で、そちらにお任せの家計にやさしい安心旅行をありがとう。

んでも、行き先は出る直前まで全く決まってなかった。

く「なぁ、どこへ行くん?」
だ「決めてへん」
く「うーん。あまるべ鉄橋の辺りは?」
だ「台風きとるからあんまり山の中は雨がえらいやろ」
く「んじゃ城之崎は?」
だ「あっこは高い」
く「そやそや、今度こそ江田島いこ」
だ「フェリーが出とらん」
く「そうなんや。んじゃ厳島神社は?今やったら丁度壊れてるんちゃうん?」
だ「バチ当たるぞ」
く「当たりついでやんか。あっ、紅葉見に大台ケ原は?」
だ「台風モロやろ」
く「ほな、もう私ネタない」
だ「兎に角西に向かって日本海側で」
く「ん〜、金沢も鳥取砂丘も日本海側やったやんか」
だ「しゃあないやろ、台風は太平洋から来るんやから。東に行ったら台風と いっしょになってまうから、西に進んで明日には台風が通り過ぎてそうなとこへ行く」

と言う事で、事前に台風の進路も早さも(かなり適当に)予測した上で、それを避ける って方向でもって、「神戸よりも西で日本海側あたり」に行く事に決めて出発。

中国道に乗って19日の夜は、まだ台風ってよりは、秋雨前線の影響って感じの小雨が降ったり 止んだりの状態で、この先どーになるんかなぁ、て感じで、晩御飯兼ねて最初に休憩したSAは… 名前思い出せない、てか空いてる高速を音楽聴きながら走ってくのがやたらとキモチよくて、 今回私は全く場所に頓着してなかった。

#こっちの方は箱根と違ってダンナにとってはすごく心得てる道なんで、まるっきりお任せ状態で、 電線とかアンテナとか雲とか空とか雨とか道とか木とか山とかが流れていくのをぼ〜っと見てた。

ただ、その次に止まった「上月」のPより少し前あたりのSAなんで、まだ兵庫県内てのは間違いなさそう。 そこでは駐車場に止めた時から既に猫がいっぱい見えてて、お〜、よーさん猫おるみたい、と言いつつ SAの建物に近づいて行ったらば、最初に見えてたよりももっともっといっぱい猫がおって、 ベンチの前でしゃがんだらば、体は白くて顔の中心あたりと、脚の先の方が薄いグレーの中猫が 一匹、擦り寄って来た。すまん。くうもんもってへんから、撫でるぐらいで許しとって、と撫で撫で。

それからSA内に入ったら、丁度TVで西武が優勝した勝った(18:57 2004/10/22 +0900) 所を放映中。それ見ながら軽くうどん食べて、あんまり雨が降ってへん間に、日本海側に 出てしまおうかね、て予定で進んでたけども、ダンナが今回は仮眠取ってなくて(ついうっかりドラマ を見てしまって寝損ねたらしい)、すごく眠くなった、て事で、前に書いた「上月」の駐車場に入って、 シート倒してクルマの中で寝る事にした。


ウェブ人大杉

さっきさりげにアクセス解析から逆リンク辿ろうとして面白いのに当たったよ。

キッズgooの場合

キッズgooてのをそもそも使った事ないし、それ以前に2ch以外の場所でこんな風なコメントに 出会った事もなかったんで、びっくり。

でもやっぱ一番気に入ったのは、この絵柄。このうさぎさん、キッズグーのマスコットか なんかになってるのかな?

と言う訳で、キッズgooに 行ってみたらば、おお、おるおる。

今からちょっとキッズgooを探検して来るね。


2004.10.22(金)

多忙実はさぼり

単なる日付あわせの為に昨日(22日)の日記(この1行)UP。


2004.10.23(土)

時事新潟地震

うち帰ったら、ダンナが「今日新潟でかなり大きな地震があったみたいやぞ」。びっくりしながら TVを点けて、それから今までずっとTVつけっぱで、現地の様子の報道を見てた。

ても、被害状況はまだ掴めてないみたいね。停電してるのが何より厳しい。 水道管が破裂てのもあって、電気も水もアウトじゃ、さぞ大変やろなぁ、とか思った。

でも、地震以降の対応は、阪神大震災の時よりはずっと迅速みたいに見えて、その部分に 関しては、震災の経験はちゃんと生かされてるんやな、と思えて、何だかよかったなぁと思う。

これほどの地震ならば、被害状況が見えるにつれて、被害の大きさも大きくなって行くんやないかと 思う。あの震災の時も、発表の度に、死者の数が増えていた。

私がこうしてTV見てても現場の人の足しにはならんのやけども、災害情報て、ついつい見入って しまうな。


2004.10.24(日)

山陰方面part.2

#世の中天災で大変な事になってしまってるんで、遊びに行ったハナシも何かなぁ、と、思いつつも、 あんまり間が空いてしまうと、忘れてしまうのも寂しいんで、続けてしまう。
#今回は、微妙に、台風の事も入るんだよな。

上月のPで寝てたけども、明け方の寒さで目が醒めた。

知ってる人は知ってる通り、私はものすごい寒がりなんで、それなりに厚着をした上で、 今回は、もう既に(おくるま専用の)ひざ掛けも用意してて、それ被って寝てたんやけども、 ひざ掛けからこぼれてしまう部分が冷たくなって来て、シートで丸くなって一生懸命ひざ掛けの 中に収まろうと頑張りながら寝てたら(←寒いけども、ものすごく眠かったので、既にある程度目は 醒めてしまってたけども、何とかもう一度眠りに落ちようとしていた)、私のガサガサしてる音で 目を覚ましたダンナが、エンジンかけてヒーター入れて、結局出発する事に。

前に行った蒜山辺りを通って、今回は米子に出た。

山も下りて、お店がありそうな所に出たし、腹も減ってきたんで、米子で朝ご飯にしようと ファミレス探してたけども、なかなか見つけられなくて、うーん。困ったねぇ。 いっそコンビニで、おにぎりでも買う?

米子のコンビニは、 ポプラか ローソンて感じで、私は今まで「ポプラ」て見た事無くて、ここらへんから始まったコンビニなんか なぁ、とか思ってたら、今見たら本社は広島て事で、中国地方を中心に展開してるんやね。

雨はしょぼしょぼ降り続いてて、思ってたよりも、台風はゆっくり来たみたいで、当初の(甘い) 予定、翌日には晴れてるだろう、て期待は見事に外れ。雨が降る朝の米子でファミレス探してる うちに、通勤の時間帯がやって来てしまって、どんどんクルマが増えて来た。いよいよ困ったなぁと 思った頃合に、ガスト発見。が、明かりが点ってない。おかしいねぇ、ファミレスってたいてー24時間 営業ちゃうん?と、クルマから下りて雨の中を入り口まで近づいて確認したらば「只今清掃中」。

どおする?開くまで待つ?にしても結構お腹空いたしね〜。まぁとりあえずあっこのローソンで おやつでもこーて来るわ。と、ローソンに。肉まんとマカダミアナッツチョコ購入。 駐車場でそれ食べながら、道行く人を眺めてたら、傘さしてチャリで走る小学生発見。こんな天気の日ぃ にキミは一体何を急いでんねん、と、ドキドキしながら交差点を通過するのを見てた。

肉まん食べ終わってガスト見たら、まだ「清掃中」やったんで、諦めて他に行く事に。この頃には 8時も過ぎて、サテンとかも開きはじめたんちゃう?とか言ってたら、開いてるマクド発見。 朝マック (私はエッグマフィンでダンナはハム&チーズベーグル)でやっと朝食。

ここで初めて、差し当たっての目的地を決めてしまおう、て事で、相談して、 うちらは出雲大社に向かう事になった。


2004.10.25(月)

山陰方面part.3

米子は初めてやったけども、(大)昔、高校放浪記を読んだ時のイメージがものすごく 強くて、(勝手に)高層ビルが立ち並ぶ大都会やと思い込んでて、 行ってみたらば、静かで綺麗な地方都市て感じの所でした。

天気も悪かったんで、市内を特に見るでもなく、クルマから様子を見ただけやったけども、 飛行場があるのにびっくりした。線路に、ボディがシルバーで緑と黄色のラインが入ってる 電車が見えてた。道路が広いし、家や商店街が密集しているような所も見当たらず(クルマから 見ただけやったかもしれんけども)、全体にすごく広々した雰囲気。

松江方面への標識に従って進んで行ったら、右手に見えてるのは入り江になってる海かな〜、 それとも湖かな〜、とかゆうてたんやけども、今マピオンで確認したらば、あれは、中海やったみたい。

雨は、まだ激しくはなってなかったけども、全然止みそうも無くて、もうMDは止めにして、 台風情報聞きながら走った。

TバールーフのMR2は雨漏りがするらしいとクルマ買った後で知って、実際しました。な訳で、 ダンナは多少手を加えて(パテ埋めるとか、そんなん)、その後からは、買った直後のような 雨漏りは(一時は)なくなってたんやけども、クルマは乗ってるとだんだんねじれるって事で、 今回、やっぱり雨漏りました。

く「あっ、雨漏りや!」
と、ハンカチ出してシートベルトについた水滴拭いてたら
だ「気にすな。キリがない」
く「そやけど、びしょびしょになる前ちょっとずつでも拭いといた方がええやんか」
だ「漏れてない思たらええんや」
く「ふ〜ん。そういや、 雨が降ってもカッパ着てオープンカーてのがダンディなんやって。いっそTバー開ける?」
だ「あほや!でも、すげーカッコええ思うけどな。憧れるけどもワシようせん」

徐々に雨が酷くなって来て、もう天気予報はええわ、音楽でも聞くか。好きなん選べよ、 てことで、台風のドライブにちなんで、(ごっつ久しぶりに)デンジャーゾーン突入の士気を高めるべく トップガンのサントラ


2004.10.26(火)

思索日本人のメンタリティて?

#我ながらごっつ大上段(大冗談?)に構えたなぁと思う。
#でも、このとこ割とよく考えてた事なんで、ちょっとずつでも書いてみようかと思った。
#たぶん、まるっきりまとらまへんやろな、と、書く前から思ってたりする。

日本人のメンタリティについて、体系的に、戦略的に、何より実践的に考え、実践が前提だったこそ、 出来るだけ実感が伴うように考慮して、ものすごく丁寧に書き示した人だったから、 柳田國男に惹かれた。

集められた奇談そのものも面白かったし、ダイナミックな仮説の展開もそらもう面白かったし、 上品な文体も大好きだけれども、それだけだったならば、(私は)影響を受けるところまでは行かなかったと思う。

時代の大きな変化を感じている時だから、てのと、個人が自由に情報発信出来るような舞台設定が 出来たから、てのがあるからこそ、色々な人が、「○○が、日本人のメンタリティであると考えている 内容」に触れられるようになった。そして、だからこそ、こんな事を考えるようになったんやなぁと思うと、 ほんとにインターネットてのは画期的なツールやなぁと思う。

だけども、多くの個人的な文章の中で目にする、日本的であるとからダメだとされる特徴には、 日本人は、一時の感情に流されるとか、特定の宗教を持たないから哲学が無いとか、 陰湿ないじめが生まれやすいとか、帰属意識が強く異質なものを排除しがちとか、他者依存型で自我を 確立してない、と言うもの等が多く、 逆に一方では、日本的な良い面、情緒的であるとか、細やかな心遣い や思いやりを重視するとか、(かつてあったらしいけども、私は未経験の)父権といったものが、 失われたと言っている事に、ものごっつい大きな疑問を持ってしまって、一度書いてみようかと思った。

私は、日本人には日本人固有のメンタリティはあると思っている(当たり前と言えば当たり前)。 ただ、その使われ方にすごい違和感があるのだ。

何を持って日本的か、の説明が全く無いまま、ある現象をして日本的であると書いてある場合が すごく多くて、もしかしたら、「ある事象を日本的であると書く場合、説得力のある根拠は全く示さずに イキナリこれは日本的であると断言してしまう」と言う方法こそが、もしかしたら、日本的なのかも しれないと一瞬思って、それから、今度は逆に、この方法は、「日本的」なのではなくて 「今日(の日本)的」あるいは「(日本の)戦後メディア的」なのかもしれないと思った。

と言うのは、上の方で書いた日本人の心性とされているものってのが、どれも、有名な本や マスメディアからやって来たもののように思えるからなのよ。

これらは、私が子供の頃から馴染み親しんだ概念ではあるけども、どれも全く実感が伴わない。

例えば、一時の感情に流され易い人は沢山居るし知っているけれども、そうでない人が沢山いるのも 知っている。海外の報道を見ると、海外にもそんな人が結構居るんだな、とも思う訳で、少なくとも、 感情のあり方には、日本人特有のものを感じる事はない。

私は、感情のあり方に日本人的なものがあるのではなく、 その情動が引き起こされた状況に日本人的なものがあるのではないかと感じている。

日本人は一時の感情に流され易いのではなくて、日本人が瞬間的な情動を引き起こしやすい状況 と言うものがある、と考えた方が、日本人のメンタリティに迫りやすいんじゃないかと思っている。

だけども、具体的にどういった時にそういった情動が起きるのかを考えてみると、

今思いついたどれにも、普遍性があるように思えて、日本人と限るのに無理があるかもしれないと思って、 それならやっぱり、色々な状況よりも、どんな時やものに恐怖を感じるかの方がより日本人の メンタリティに迫りやすいのかなぁ、とも思う。

哲学が無いとか、自我が確立していない、みたいな事で示されがちな「恥の文化」についても、 少なくとも、菊と刀には、そんな事は書かれていない。これらは、「恥の文化」から導き出されたぽい 「甘えの構造」から出た概念なのかもしれないけども、菊と刀には、日本人のメンタリティは、 他者の依存型なので、自我を確立し難いといった結論は出していない。

菊と刀では、日米の心性を比較しながら、 用いる「ものさし」は違っているけれども、その底に、人間の心性の普遍性を見出し、一見理解不能に 見えた日本人ではあるが、決してそうではなく、我々アメリカ人と同じ人間である、と結論づけている (と、私は読んだ)。


2004.10.27(水)

思索日本人のメンタリティて?part.2

#こないだの旅の方もまだやけども、なんだかややこい事って、間が空いてしまうと、もうすっかり なにがなんだか分からなくなるんで(私は)、そのままだらだらしたもんになるなぁ、と思いながら、 続けてしまう。

「島国根性」等と表現される、日本人は排他的であると言う事を示す言葉も、やはり、 イマイチ実感が伴わない。

何と言っても、私は、海外で暮らす人と直接接触を持った事はなく、 著名な人が書いたものを読んだり、外国映画を見る事ぐらいでしか、国外の人の事を知る術がない訳や けども、それでも、それらに触れる時、あっ、全然違う、と思う時と、一緒やなぁ、 と思う時があって、違いを採用するか、共通点を採用するかによって、変わってしまう結果をして、 「日本人は排他的である」との結論には、どうしても納得する事ができない。

だからやっぱりこれは、日本人は排他的である、は間違いで、日本人の排他性は〜の時に発揮されがちである、 と考えるのが正しいんじゃないかと思える。前者と後者は、全く別物だ。

安直な例だけども、日本人の排他性は、ヨソ者に対して発揮される、とか、日本人の排他性は、 仲間の結束を固める必要がある場合に発揮される、と言う風に考えた方が、私には分かりやすい。

とは言え、このどちらの例も、かなり普遍的な気がするし、意地悪と無視とを比べたなら、 意地悪の方が、何だか「やさしい」気がして(モチロン程度によるけど)、それは、排他性からは、 かなり遠い場所にあるようにも思える。

私は、日本人には固有の排他性はない、とは思わないし、排他性を感じる場面に出会う事も全くない訳じゃないし、 (それが自分に向けられた場合でも、他者に向けられた場合でも)そんな時に私が傷つくのも事実 やけども、それを持って日本人は排他的である、とは言えない。ここから出せるのは、排他的な日本人が 居る、という事だけだ。

排他性に関してならば、私は、その排他性が古い価値観から出たもの(=既に決まった事として受け入れられている排除 を指しているつもり)だと感じた場合には、日本人特有の心性に思いが及ぶし、そんな時には、 単なる排他性(=差異を理由とした排除の事を指しているつもり)に触れた時には感じない、 何とも言えない無力感(これってもしかして断絶?みたいなカンジっていうかぁ)みたいのを 感じるんやけども、そういった排他性は、かなり狭い範囲の印象的な出来事の場合が殆どで、 日常的な出来事の中に、日本人特有の排他性を感じる事は殆どない(と言うか、比較する対象がない ので、感じようがない)。

私はむしろ、日本人は〜であるの「〜」の部分によりは、「普遍」と「固有」の線引きを曖昧にした まま、「日本人は〜だから」と言うのを「理由」にした上で、全てを同じ根っこに結び付けようとする 強引さの方に、今の日本のマスメディア的なやり方の癖のようなものを感じていて、その「方法」こそが、 キモチワルイと思っている。そして、その方法を誰もが(は、言い過ぎかなぁ)安易に採用してしまう 事に疑問を感じるし、「日本人」、のブブンは「女」でも「アメリカ人」でも、「B型」にでも、 何にでも置き換え可能であるように見えて来て、どんどん不気味さが増してしまう。

この傾向は、日本的な心性と言うよりは、今日的な情報過多の中での安易な単純化のように 見えるし、こういった単純化(記号化?)は、日本人の心性の持つ問題と言うよりは、 現在の日本のあり方の問題に、より近しいように感じる。

もちろんこれらは、鶏と卵の関係で、この二つが全くの別物とは思わないし、綺麗に線が引ける ものとも思えないし、今のような状態になって行った経過に日本人独特のあり方が反映される居るとも思っている。

それでも、(経過は無視して)安易出された「ネガティブ」な結果を安易に採用し、それを元に 進められるリクツは、その、どれもこれもが(私には)屁理屈にしか見えなくて、ひどく憂鬱になるのよ。

もちろん、安易に出されたポジティブな結果の結果の部分だけ採用するのも、ネガティブな部分を 採用するのと同じぐらいに危険だと思うけども、ネガティブな結果の採用てのは、それがたとえ 安易なものでなくても、取り扱いに注意を払う必要があると思っている。

これは、扱う品が、日本人だった場合、責任の所在を曖昧にしたままで、全体に責を負わせて しまうような、ズルさを感じるから、てのもある。


2004.10.29(金)

ウェブ思いっきり形骸化したタイトル

と言えば、「今週の言葉」。

いやはや、休んでからコッチ、すっかりだらけきったまま秋が深まって、着実に進んでるんは、 フリーセルぐらいやねんけども(もうじき2000面突破)、今日さりげに検索した「ポピュリズム」 てのが、何だかエライ熱い記事が多くて、久々に今週の言葉更新。

広義のポピュリズム(民衆主義)と狭義のポピュリズム(大衆迎合主義)と、 政治戦略の一つとしてのポピュリズムてのがある、と考えて、文脈から、そのどれを指しているか てのを考えながら読まないと、何だか混乱しそうです。

登場回数が最も多かったのが、小泉総理で、次が石原都知事。大衆迎合主義である、 として批判されている場合もあれば、戦略として成功していると評価している場合もあるし、 ポピュリズムで「ある」か「ない」かの判断と言う時には、政治戦略を言うみたい。

マスメディアのポピュリズムとか、教育ポピュリズムに至っては、本来の意味からはかなり 脱線してるみたいに見えた。これらは、素直に「迎合主義」と書いた方がええんやないかと思った けどな。


2004.10.30(土)

ゲームペルソナ

♪ひっとぽいんと回復するなら傷薬と宝玉で、瀕死大変仲間を助けるちがえしのたまとはんごんこう、 石化大変でぃすすとーん、毒でいたいよでぃすぽいずん、麻痺したときはでぃすぱららいずで病気を なおそうでぃすしっく、いつも、たたかうみんなの味方、ぼくらの町のおくすりや・さ・ん♪


end

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